acela express の車両たち。

前回に引き続き今回もacelaエクスプレスに関する

お話です。

鉄道模型ファンにとりましてはやはりその車両

に非常な興味がわきますが、自分自身も特別

詳しいわけではないのでご容赦くださいませ。

そもそも、2000年末に運行が開始されたこの特急、

少なくとも最初は20編成が導入されたようです。

1編成は8両が基本編成ですので、合計でおそらく

160両余りをアムトラックが保有していたことになります。

しかし、私が見た資料によりますと、この20編成は、

理由はわからないのですが、一つとして同じ仕様の編成

が無いことが強調されておりました。

1編成8両の内訳ですが、両端の2両が動力車、

ビジネスクラス車両が4両、ファーストクラス車両が1両、

そしてカフェラウンジ車両が1両です。 日本の新幹線

と基本的に異なるのがその動力車で、両端に位置する

これらは生粋の動力車で乗客は乗車できません。

また1両はカフェカーですので、実質は1編成に5両しか

乗客が乗れない贅沢・豪華というか不経済(笑)な仕様

なのです。

ビジネスクラスカー1両には65席が用意されていますが、

動力車に隣接するビジネスクラスエンドカーと通常の

ビジネスクラスカーの2種類が存在し、保有座席数が

同じでもインテリアが異なります。 また乗降口の数も

普通のビジネスクラスカーが両端に4つあるのに対し、

エンドカーでは片側に2つしかありません。 また、

ファーストクラスカーに隣接するビジネスクラスカーは

車両の仕様こそ同一ですが、「クワイエットカー」という

ネーミングの位置づけになっています。乗車したことが

ないので詳細は不明ですが、恐らく乗客同士の会話

などの雑音が制限される文字通り静かな車両なのでしょう。

ファーストクラスカーは動力車に隣接されるため、乗降口

は片側に2つだけ。 一人掛けシートが多数存在するため、

座席数は44席しかありません。

前述しましたように、車両の仕様が細かく個々で異なるため、

各車両の座席数も前述の数と異なる仕様の車両も存在する

かもしれません。

編成の1例を示しますと、

動力車:ビジネスエンドカー:ビジネスカー:カフェカー:ビジネスカー:

ビジネスカー(クワイエットカー):ファーストクラスカー:動力車

となります。

前回にお話しましたように、acelaエクスプレスはボストンと

ワシントンDCを結んでいますが、編成の向きが常に特定

されているという記述は見当たりませんでした。 両端の

動力車のパンタグラフはシングル型ですが、進行方向

によって2つずつ装備されているので、恐らく運用時は

終着駅での方向転換は無いでしょう。

さて、次回はいよいよacelaの鉄道模型に関して

お話させていただこうと思います。

それではみなさん、次回までさようなら(^0^)/