前回のブログで自分は「四天王」という言葉を
使いましたが、これは今自分が気に入ってる
機関車4種であり、ストアサイトのヘッダー写真
にある4両です。 これらは実はNゲージではなく
全てOゲージで保有しております。
さて、右サイドの2両は上がNYC(ニューヨーク
セントラル)のE7型ディーゼルで下が同じく
NYCの4-8-4Niagara(ナイアガラ)です。
これらは自分の大のお気に入りで東の横綱
として鎮座しております。
これらの車両を紹介するには何と言いましても
かつて存在したNYCの看板特急である
20th CENTURY LIMITEDについてお話
しなければならないでしょう。
この特急列車はNYCのメインルートである
ニューヨーク⇔シカゴを走破していた全ての
車両が個室寝台のいわゆる超豪華セレブ特急で
ありました。 個室寝台にも単純なダブルルーム
から豪華スイートまで数種類が用意され、編成には
これらの他にラウンジカー、ダイニングカー、社交場
として機能する展望車(オブザベイションカー)が
含まれていたことは言うに及びません。
一般には、この20th CENTURY LIMITEDが
運行を開始したのは1902年と言われており、
1967年の突然の退役まで実に65年間もその名を
米国内外に轟かしていたのです。 ニューヨークから
シカゴまでに要した時間も当初は20時間であったのが
終焉期には16時間まで短縮されていました。
有名な人気アメリカ映画である「スティング」の中で、
ギャングのボスとポールニューマンふんする詐欺師
がいかさまポーカーでやりあった部屋が実はこの
特急のスイートルームがモデルになっていることは
有名です。
そしてこの特急の黄金時代に客車たちを牽引した
のが前述しました「ナイアガラ」と「E7」なのです。
実はこの特急の黄金時代の牽引機として脚光を
浴びていたのはこの2両ではなく、ドレフュスタイプの
(鉄仮面)4-6-4ハドソンでした。時系列的には
ハドソン→ナイアガラ→E7→E8と変遷していくわけ
ですが、自分はこの中のノーザン型ナイアガラが
いたくお気に入りなのでございます。 黄金期には
ハドソン、ナイアガラ、E7が同時に活躍していた
期間もあり、当時を想像するだけで気持ちが高揚
してしまいます。
ここまでのお話ですでに随分と長くなってしまいました
ので、次回はこの続きとしまして20th CENTURY
LIMITEDの鉄道模型に関する話題をお届けしたいと
思います。
それではみなさま、次回までさようなら(^0^)/