自分の鉄道模型歴 その1

ケンズタウンのトップページにある自分の自己紹介の

内容と重複する部分もあるのですが、今回は自分の

鉄道模型歴について少々お話したいと思います。

そもそもの始まりは、小学生時代に父親から買って

もらったNゲージ(当時は9ミリゲージと呼んでいたような…)

の103系車両たちでした。 先頭車2両とパンタ付きの

動力車1両の3両編成です。 色は確か4色あったと

思うのですが、どの色がどの路線で使用されているのかなど

まるで知らなかった自分は、好みで黄色を選んだのでした。

そうです、総武線色ですね。 自分の身近な色ですと、

大阪環状線のオレンジや東海道線のブルーとなるわけですが、

なぜか身近には走っていなかった黄色だったのでした。

40年前の製品ですが、自分の記念すべき車両たちなので

現在も大事に展示ケース内で保管されております。

実は当時の自分は、鉄道模型よりもプラモデルが好きでした。

暇があれば車関係のプラモデルやミリタリー(ドイツ軍)関係の

プラモデル作成に没頭する日々だったのです。 「模型は

自分で組み上げるもの」という感覚をもっていた自分にとっては

最初から完成品の鉄道模型にはあまり魅力を感じていなかった

のでした。 ところが、グリーンマックスさんから自分に一番身近

だった113系(湘南色)が発売された頃から、徐々にNゲージ

にも興味が出始めたのです。 実はこれは鉄道ファンの父親の

思うつぼだったのかもしれませんね・・・。

当時は、時代が多少前後するかもしれませんが、関水金属さんと

トミーのナインスケールシリーズ(TOMIXの前身)しかNゲージ製品

が無かったところに、先程のグリーンマックスさんやHOのエンドウさんの

真鍮製Nゲージ車両(EF57、EF58、0系新幹線、近鉄ビスターカーなど)、

学研さん(583系、485系)まで次々とNゲージに新規メーカー

さんが参入し始めた時期でもありました。 しかし、ディテール、塗装精度

走行性能など、 全て関水金属さんがズバ抜けていました。

そんな状況を打破するためにトミーさんがTOMIXブランドを立ち上げ

Nゲージに本腰を入れたり、ほどなく国内初のテンダードライブの

蒸気機関車(C57やまぐち号…)を発売した中村精密さんや

これまた国内初のフライホイール仕様の動力車を発売した

シナノマイクロさん(営団地下鉄)など続々と新興勢力が登場し、

国内Nゲージが急激に盛り上がっていったわけです。

車両たちの新製品で盛り上がり始める前、実は肝心の

車両を走らせる線路は、国産メーカーからは発売されて

おらず、確か当時のMINITRIX製線路を使用していた記憶

があります。 関水金属さんのユニトラックやTOMIXさんの

道床付線路が発売されたのはそのずっと後のような気が

します。 そんなことを考えると、自分が初めて覚えた

海外メーカーはこのMINITRIXということになるのかも

しれません。

こうして自分は高校時代まで、プラモデル(ラジコンも)と

Nゲージにどっぷり浸かっていました。

さてこの続きのおはなしはまた次にさせていただきますね。

 

それではみなさま次回までさようなら(^0^)/