本日もケンズ鉄道にご乗車いただき
ありがとうございます。
昨日、ノーフォークサザン鉄道のちょ
っと変わったボックスカーを発売させ
ていただきました。

「OAR」ロゴが刻まれた ”ファーストレスポンダーズ”ボックスカー。
ロードナンバーは#490411と#490911の2種。 NSC(ナショナ
ルスティールカー社)製造の50フィートシングルプラグドアボックス
カーがベースとなっています。
「なんや、とくべつな目てきが
ありそうなボックスカーやねー (^_^) 」
そう、もちろんこれは通常の荷物を
運ぶための車両じゃなくて、「OAR」
活動を推進するために同鉄道がデビ
ューさせたセイフティートレインに連
結している特別仕様のボックスカー
なんだよ。
真っ黒なボディにOARロゴが輝く
かなりかっこいい外観だから、何か
秘密兵器でも格納されているみた
いだね (^^
「OAR…???」
「OAR」っていうのはね、「Operation
Awareness and Response」の略で、
直訳すると「行動の認識と対応」とい
うことになるかな。
鉄道運行にかかわる様々な危機に
対する安全管理のためのノーフォー
クサザン鉄道が掲げるスローガン
なんだよ。
「…いうてもイマイチわからへん (>-<)」
じゃー、鉄道が関係する危険や危機
って、例えば何が考えられると思う?
「そうやねー、だっせんじことかー、
火じとかかなー…。」
そう、そういうことが実際に起こった
時に、鉄道はいち早く事態の収拾の
ため対応をしなければいけないでしょ?
鉄道内の関係部署や警察、消防への
連絡をもちろんのこと、人命の救助と
か消火、車両や現場の復旧とかね。
でも、日頃からその対応方法や手順の
訓練や教育ができていなければ、一刻
の猶予もない現場での適切迅速な対
応はできないよね。
「なるほど、じっさいのれんしゅうが
だいじなんやね (^^ 」
「OAR(行動の認識と対応)」は、
そういう訓練や教育を通して、危機
に対してやらなければならない行動
や手順をよく認識して対応できる能
力を身に着けることを目標にしたス
ローガンなんだよ (^_^)
「ほな、よーきく”ファーストレスポン
ダーズ”は?」
「ファーストレスポンダーズ」は、直
訳すると「(危機の処理に)最初に対
応する人たち」っことでね、つまりは
警察や消防関係の人たちのことです。
「OAR」の実行には、鉄道内の危機
対応関係者だけではなく、事故現場
を管轄するファーストレスポンダーズ
との連携対応が必須になるから、日
頃からの連絡手順や連携訓練がとっ
ても大切になるんだよ。
2016年4月に、ノーフォークサザン
鉄道は新しく「セイフティートレイン
(Safety Train)」をデビューさせまし
た。

セイフティートレイン。特別仕様のボックスカー2両とタ
ンクカーを牽引して危機管理活動を推進します。
この列車は、同鉄道が行う「OAR」を
スローガンとした安全管理活動の象
徴であり、活動の実推進と周知を徹
底させるミッションをもっています。
「2りょう目、3りょう目に
見えるんが、とくべつな
ボックスカーなんやね (^^ 」
写真では階段が設置されて、中に
入れるようになっているね。
ボックスカーの内部は教室に改造
されていて、各種の机上教育や打ち
合わせ用のスペースとして活用され
ているみたいだよ。
警察や消防関係の人たちの待機所
にも使われてるかもね。
「これで、いろんなところへ
しゅっちょうできるわ (^-^)」
目的遂行のために、路線内の各地
を巡回するんだろうね (^_^)
今日は、ノーフォークサザン鉄道が
真剣に取り組んでいる安全管理活
動と、その推進に活躍する特別仕
様のボックスカーについてご紹介を
させていただきました。
「ぼくが、がっこうでやってる
ひなんくんれんもOARみたいな
もんやね b(^^ 」
その通り! (^o^)!
意識と体で覚えることが大切です (^^
それではみなさま、
また次回までさようなら (^0^)/