本日もケンズレールロードに
お越しくださりありがとうござ
います。
「おおきにー! (^0^)/ 」
先日、ケンズタウンのトップ
ページで、北米鉄道模型業
界の最新情報をお知らせい
たしました。
現地時間で6月22日に公表
されました、アトラス社による
ウォルサーズ社資産一部買収
のニュースです。
「あれは突然でびっくり
してしもたわー (>-<) 」
BLMA社の買収と言い、アト
ラス社はすごく積極的だね。
裏を返せば、最近の新しい
メーカーの追い上げに少し
緊張感をもっているのかも
しれないね。
内容を少し補足させてもらい
ますと、今回アトラスが買収
したのはウォルサーズ社の
Nゲージ車両に関わる全ての
ツーリング(tooling)と表記さ
れていました。
「ツーリングてなんなん? 」
ツーリングというのはね、大きな
製造装置を除く製造に必要な
資産のことだよ。 成形に必要
な金型や冶具類、その周辺工具
類は含むんだけど、実際に金型
を使って製造する成型機は通常
含まれないんだよ。 もちろん、
設計図のような資産も含まれると
思うよ。
「ほな、成型機さえあれば
作れる全てのもん
ちゅうことやね。 」
うん、おじちゃんはそう理解
しているよ。
しかも、車両だけね。 Nゲー
ジでもストラクチャーや電気
パーツ、システム関係は
今まで通りウォルサーズ社が
製造するって言ってるよ。
今回の発表で目を引いたのは、
両社のトップが発表したコメント
でした。 彼らは共に、今まで
ウォルサーズ社がNゲージ市
場に投入してきた製品の復活
に言及しています。
「それはめっちゃうれしいわ(^o^) 」
うん、Nゲージの製品種はとっ
ても少ないから、復活して欲し
い製品がたくさんあるね。
多分、駆動系なんかは今時の
アトラス製にすることもあるだ
ろうから、ますます魅力が増
すと思うよ。
かつてウォルサーズ社は、
ライフライク(LIFE-LIKE)ブラ
ンドで多数のキャブ型ディー
ゼルを発売しました。
EMD E6、E7やALCO PA、FA、
また、現在も他メーカーからの
発売がないFM エリービルト
(Erie Built)やCライナーは、
是非とも新駆動系搭載で復活
してほしいアイテムですね。
特にエリービルトは、ミルウォ
ーキーのハイアワサスキーム
が今でもプレミア商品となって
いるなど人気が衰えません。
また、ウォルサーズブランド
からはGPシリーズなどフー
ド型ディーゼルを多品種発売
していました。
「蒸気機関車は
作ってへんかったん? 」
いやいや、
Nゲージのプロト2000、
ヘリティッジシリーズは有
名で、今でも通用する精密
ディテールとしなやかな走行
性能で人気だったんだよ。
旗艦ともいえる2-8-8-2チェ
サピーク・マレータイプをは
じめ、2-8-4バークシャーや
0-8-0スウィッチャーの名品
を世に送り出したんだ。
「わーっ、こんなんが
また新製品で見られるて
思うとわくわくすんなー!」
うんうん、やっぱりサウンドも
搭載するだろうからねー。
2-8-8-2にはカンタム(Quantum)
製サウンドボードを搭載した
製品シリーズも発売されまし
たが、これまた数が少なく、
今はオークションでもめった
に見ることができない貴重品
になっています。
恐らくは一年後以降に、これら
の中から市場に新製品として
アトラスから発売されるものが
あることでしょう。
ファンとしては、外観に関して
すこーし今風に精密ディテール
を部分的にでも追加して欲しい
気持ちもありますが、そこは
アトラスさんの采配にゆだねる
しかありません。
その他、ウォルサーズ社はスト
リームライナー系の客車も発売
していましたから、こちらも大い
に期待いたしましょう!
今後もますます新製品への期待
が膨らむ北米鉄道模型ですね。
「おじちゃん、ぼくも、もっともっと、
ぎょーさん新製品みたいわ!」
そのうちブライトライン新幹線も
出るかもしれないしね! (^_^)
それではみなさま、
また次回までさようなら (^0^)/