いよいよ”T1”がやってくる! - BROADWAY LIMITED T1 Duplex 4-4-4-4 -

本日もケンズレールロードに

お越しいただきましてありがと

うございます。

 

「おじちゃん!

来月いよいよやねっ!(^0^) 」

 

お、おーっ、

いきなりの登場だねー 笑

今、ブロードウェイ社から連絡

されている発売予定時期は、

来月8月19日なんだよ。

もちろん、まだ変更される可能

性もあるから油断はできない

けれどね (^-^)

 

この日程は、メーカーからの発

売予定日ですので、当店入荷は

そこから数週間以内というところ

でしょうか。 メーカー発売が8月

の中旬以降の場合、当店入荷は

9月になると思われます。

今日は、ブロードウェイ社ホーム

ページで既に公開されている

製品写真11枚と共に、細かな

仕様などについて書いていきた

いと思います。

 

T1の製品写真 その1

ブロードウェイ社の基本姿勢

としまして、他の動力車同様、

アナログ専用車の発売は

ありません。 日本国内では

パワーパックにパルス系問

題がありますが、本国では

なんら問題がないため、デュ

アルモードデコーダーである

パラゴン3仕様だけで十分と

言うスタンスです。

 

「パルス系でもあんしんして

つかえるやつを出して

ほしなー。」

 

おじちゃんも機会があるごとに

日本の実態をメーカー担当者に

話しているのだけれどね、需要

の少ない日本市場の状況には

なかなか配慮をもらうのが難し

そうだよ。

T1の製品写真 その2

 

Nゲージでも既に数機種に搭載済

みのパラゴン3ですが、パラゴン2

と大きく異なるのはサウンド情報が

機体から電波で発信されている

ところです。 ご存知のローリング

サンダーシステム(レシーバー&

ウーファー)に対応している

というわけです。

T1の製品写真 その3

 

特にサウンドデータの中の重

低音部分を中心にローリング

サンダーに転送されているよ

うですが、例えばこの電波が

お使いの携帯電話の送受信や

テレビ映像に障害を与える

場合には、デコーダ内の

CV212の値を「0」に設定して

いただくことで電波の発信を

停止させることができます。

この設定を行っても機体からの

サウンド再生は停止しません

ので、パラゴン2同様にサウ

ンドをお楽しみいただけます。

 

T1の製品写真 その4

 

「こんな変わったデュプレックス

ドライバーでもちゃんとカーブで

まがるん?」

 

メーカー発表の通過可能な最小

曲率半径は、9.75インチとあ

るね。 ミリで表すとだいたい

248ミリになるから、かなりの

小回りがきくね。

 

実は、写真で見る限り、前回の

M1a/bと同様のカーブ対策が

施されている模様です。

T1の製品写真 その5

全8輪あるドライバーのうち

内側4輪に対してはフランジ

レス(フランジのない車輪)が

採用されていると思います。

実機のデュプレックスは、

アティキュレイト型と異なり

前後のドライバーセットは

首を振らずリジッド(固定)さ

れていますが、おそらく今回

の製品もリジッドであると

思われます。 このためデュ

プレックスの模型ではカーブ

通過性能でアティキュレイト型

より不利になるわけですが、

ブロードウェイ社ではフランジ

の削除により解決しています。

 

T1の製品写真 その6

ちなみにそのフランジ量は

コード55レールが使用可能

な程度に押さえ込まれてい

ます。

 

ボイラー上の造形も非常に

美しく仕上がっているようです

が、仕様書によるとボディと

シャシーが共にダイキャスト製

とのことで、トラクションに

対して十分な効果を発揮して

いるはずです。

実機のT1は製造時期によって

各所の外観デザインが異なっ

ていますが、今回の製品では

1950年代に活躍した機体が

モデルとなっているそうです。

 

T1の製品写真 その7

「テンダーのきょくせんも

きれいやねっ! 」

 

ペンシー独特のマルーン色も

雰囲気を盛り上げているよね。

 

前後に搭載されているライトは

共にゴールデンホワイトタイプ

のLEDが採用されています。

 

T1の製品写真 その8

台車を覆うような独特のテンダ

ースカート部が再現され、

ピンと直線を出すデッキ上の

ハンドレールが外観を引き締

めています。

 

T1の製品写真 その9

サウンドはもちろんT1の

オーセンティック音で、

16ビットのサンプリング

データがクリアな高音を

表現します。

ホイッスルやベル音の種類や

間隔が選択できる他、運転

に関わる多種のサウンド、

また駅やヤードでの環境音

などが用意されています。

(ファンクションキー制御)

 

T1の製品写真 その10

「T1の次はやっぱり

Q2も見たなるなー 」

 

おいおい、まだT1も見ていな

いのに気が早すぎるよ 笑

 

T1の製品写真 その11

もちろんQ2もそうなのですが、

とかく機種が過小なNゲージ

では、こうした個性のある有

名な蒸気機関車が製品化さ

れることはとても貴重なことで

あると感じます。

 

製品自体もさることながら、

その時代、さらなる高性能へ

貪欲に試験を繰り返したペン

シルバニア鉄道の歴史や、

実用化されながらトラブルの

多さや運転の難しさなどの負

の評判と、高出力&俊足の

名声を同時に抱えたT1の

生涯が頭を巡ります。

 

「そんでなにより、

ぜんぶがかっこええやん!

(^o^)」

 

それそれ! (^_^)

 

お届けにはもう少しお時間が

かかりますが、どうぞNゲージ

のT1にご期待ください。

 

それではみなさま、

また次回までさようなら (^0^)/