年末新製品ラッシュの中にビッグブロウ!

本日もご覧いただきまして

本当にありがとうございます。

 

10月に入りました。

こちらでは秋というよりも

何か冬の始まりのような

気配も感じられます。

他の地域から

こちらに来た方の中には

次のようにこの辺りの四季を

表現した人もいました。

「冬 夏 冬 真冬」

と・・・笑

 

「それ、四季とちごて

三季になってるやん」

 

ま、なかなか冬が

厳しいということでしょうか。

若いころはスキーが

楽しみの一つでしたので

各スキー場の積雪情報

やシーズン初滑り情報は

欠かさずと言って

いいくらいに気にして

いました。

 

「毎週のように

でかけてたもんなー (^o^)」

 

早朝の集合時間など

マイナス10度を下回る

こともありましたが、

スキー場に到着すると

むしろ暖かい場合も

ままあったり・・・(^-^;)

 

積雪の少ない地域の方が

むしろ放射冷却等で

気温が下がる場合もある

ということを

こちらに来て初めて

知りました。

 

さてさて、前置きは

このくらいにして。

先月辺りから

各メーカーの

新製品情報がたくさん

飛び交っております。

もちろんターゲットは

クリスマス商戦なのでしょう。

私が現在把握している

主な発売予定新製品は

以下の通りです。

 

 アサーン(Athearn): 

3連タンクトレイン(TankTrain)GATX
4-8-8-4 ビッグボーイ、4-6-6-4チャレンジャー

バックマン(Bachmann):

サウンド搭載2-8-0 Consolidation
サウンド搭載GG1(PRR)

ブロードウェイ(Broadway Limited):

GE AC6000CW

スケールトレインズ(ScaleTrains):

GTEL 8500 ”Big Blow” Turbine

ウォルサーズ(Walthers):

48′ ウェルカー(Well Car)

 

「なーなー、おじちゃん、

上から4つ目のメーカー、

聞いたことがないんやけど・・・」

 

そうそう、スケールトレインズは

昨年正式に立ち上げられた

新しいメーカーなんだよ。

 

実は昨年、ある種のコンテナを

ネット上で検索している時に

このメーカーの存在を知りました。

まだ立ち上がったばかりの頃で

冷凍機付のコンテナを

Nゲージの新製品として

予約を受け付けていたため

コンタクトをしてみたことが

あります。

その当時から

”ビッグブロウ”の製品化情報は

知っていたのですが、

海の物とも山の物とも

情報のないメーカーであったため

発売してから

品質を確かめようと

様子をずっと見て

おりました。

 

「で、おじちゃん、

ビッグブローってなんなん?」

 

ケンズタウンのブラスモデルで

販売しているあれだよ。

いわゆるタービン車いうやつで

先頭の「コントロールユニット」、

中間の「タービンユニット」、

「後尾のフューエルテンダー」の

3両で一組になっているんだよ。

ハイパワーの動力源を

探していた当時、

スチームタービンやガスタービンが

注目され実現されたもの。

ビッグブロウ(Big Blow)というのは

30両製造された第3世代の

タービン車につけられた

愛称です。

 

北米では大変な人気モデルで

ブラスモデルでは

かつてオーバーランドモデルズが

製造していて、

オークションでも

常に人気の車両でした。

立ち上げて

最初に製品化する

動力モデルとしては

市場動向(ファンは何を

望んでいるのか)が研究された

格好のモデルなのでは

ないでしょうか。

 

「クラウス・マッファイの

ML4000なんかも

Nゲージで出してほしわ」

 

あー、Nゲージでは

動力付きは未発売だよね。

非常な人気でHOでも

引っ張りだこなのに、

権利問題なんかが

あるのか、

Nゲージでは出る兆しも無。

ま、ビッグブロウが

成功すれば

どこかのメーカーが

目を付けるかもねー(^-^)

 

 

実はあることがきっかけで

最近になって知った情報ですが、

この「スケールトレインズ社」、

アサーン社から離脱した

メンバーたちが立ち上げた

メーカーであると

いうことです。

最近、このビッグブロウの

HOゲージバージョンが

発売され、

評判は上々だそうです。

やはり、

ファンが待ち望んでいる

モデルを製品化するという

一番の基本に立ち返ったところに、

離脱した方々の

並々ならぬ

ファン目線の純粋さと

実際に行動に移せるほどの

本当の熱意を

感じます。

大勢のファンが

喜んでくれるからこそ、

作る人も売る人も

やり甲斐を感じることが

できるのでしょう。

 

以下は、少し調べてみた

Nゲージ「ビッグブロウ」の

製品概要です。

メーカー: スケールトレインズ(ScaleTrains)
URL: https://www.scaletrains.com/
商品名: Rivet Counter GTEL 8500 “Big Blow” Turbine UP
(「リベットカウンター」は製品ラインの名称です)

販売予定: 2016年11月(大幅な遅延も考えられます)

タービンナンバー:6種(#5,#7,#14,#18,#26,#27)
各DC/DCCデジタル車とサウンド付デジタル車有。
(ESU社LokSound)
アナログ車は無い模様です。

仕様概略: Aユニット: コントロールユニット(動力)
Bユニット: タービンユニット(動力)
Cユニット: フューエルユニット
(サウンド仕様ではA,Bから異なるサウンド発生)
最小回転半径:11インチ(279.4ミリ)
推奨回転半径:19インチ(482.6ミリ)

 

外観は、多数の後付けパーツを

駆使した手の込んだ精巧なものと

なりそうです。

ただし、動力性能に関しましては

そういう理由で

ビッグボーイ級の

高性能が期待されますが、

こればかりは

蓋を開けてみなければ

わかりません。

優秀な設計であっても

製造工程で苦戦する場合も

よくあることですので(^-^;

サウンド性能は

動力2両から

異なるサウンドを

発生させる仕様など

こだわりが

感じられますね。

発売前からサウンドを

イメージしてワクワクして

しまいます。

 

 

走行性能などの、

新規メーカーとしての

初動力車製品という

リスクをご理解いただける

ようでしたら、

ご予約を承りますので

お問い合わせくださいませ。

お見積りをさせていただきます。

(サウンド有り無しのご希望を

お知らせください)

※スケールトレインズの

ホームページにて

サンプル写真等をご覧になって

ご検討くださいませ。

 

「Nゲージも、外観の後付パーツや

サウンド付が標準仕様になってきて

なんか盛り上がって

きてるような気がするわー (^_^)」

 

そうだね、

これからの動向に

目が離せないよね。

やっぱりモデラーというものは

リアルさをできるだけ

再現したいという

国を問わない

遺伝子をもっている

のかもしれませんね。

それではみなさま、

また次回までさようなら(^0^)/