本日もケンズレールロードに
お越しいただきまして
ありがとうございます。
さて、先日アメリカは
サンクスギビングデー(感謝祭)
でありました。
複数のメーカーから
ニュースレターに載せて
お祝いのメッセージが
届きました。
その中で、一通ここで
ご紹介したい内容が
あります。
既にご存知の方も
多くいらっしゃることでしょう。
「スケールトレインズ
(Scale Trains)」という
昨年新しく始動した
鉄道模型メーカーです。
この一年で、
既にHOゲージ8種、
Nゲージ2種(ドライコンテナ、
リーファーコンテナ)の
製品を発売しました。
この中には、
HOゲージの「ビッグブロー」
(リベットカウンターシリーズ、
ミュジアムクオリティシリーズ)
が含まれており、
Nゲージの「ビッグブロー」も
発売が間近に迫っています。
(現在、製造段階)
彼らが公的な場で
初めてこの世界に
お披露目をしたのは
昨年2015年の
約2週間前、
「Trainfest2015」
でのことであったそうです。
「Trainfest」というのは
アメリカ全土で
最も規模が大きいと
言われている
鉄道模型(操作型、動力付)ショー
です。
メッセージの中で彼らは、
「これまでに起こった
いいこと、わるいことの
全てに感謝しています。
その中で
非常に多くのことを
学んできましたし、
また本当に
恵まれていました。」
と。
そして、
「もっと大切なことは、
個人的な結びつきや
生涯大切にしたい
思い出をたくさん
作れたこと。」
とも。
今年の3月から4月の期間は
正念場であったそうです。
記念すべき初荷が
届いたとき、
製品(HOタンクカー)の
詰まった
段ボール箱の大部分に
輸送中の損傷が
見つかったのだそうです。
アメリカ全土から
集まった
40人のボランティア
と共に
6週間をかけて
10,000輌を超える
タンクカーを
手作業で検品したそうです。
また、
電話やメール、SNSなどでも
溢れんばかりの
応援メッセージが
寄せられたそうです。
「みんながいなければ
私たちは今こうして
仕事を続けられては
いなかったでしょう」
とその正直な気持ちを
伝えています。
彼らから
直接聞いたわけでは
ありませんが、
米国のあるショップから
聞いたところでは
彼ら、もしくは社長さんは
もともと
大手鉄道模型メーカーの
社員さんだったようです。
共通の想いをもった
複数の仲間たちが
立ち上げた会社なのです。
まだ、
たった一年ではありますが、
かつての社内では
おそらく
経験したことのないであろう
大樹に守られていない
リアルな
重圧や責任、苦難で
あったことでしょう。
そこをなんとか
乗り越えてこられたのは、
飛び出す勇気を
もっていた彼ら(彼)
だからこそ
なのでしょう。
そして、
その後に共通して
皆の胸に芽生えたもの、
それは
自分たちを
支えてくれる
全ての人たち、
全てのものへの
心からの感謝の念
なのだということが、
文面から伝わって
きました。
これまでにご予約を
いただきました
Nゲージ「ビッグブロー」
の件では、
同社担当者さまと
何度も
メールのやりとりを
させていただきました。
当初は、
「あなた方(ケンズタウンのこと)の
ビジネスモデル
(ネットショップのみという形態)は
私たち(スケールとレインズ社)の
方針と全くマッチしないので・・・」
とまで言われていました(^^;;
正直なところ、
新規メーカーのくせに
態度が大柄???
などと感じたものです (^^;
けれども、
メールの回数が
増えるにしたがって
優しく対応して
いただけるように
なりました。
そんな彼らだからこそ
”以心伝心”
が通用した・・・
のかもしれませんね。
こちらだって、
背水の陣・・・? (^^;
そうたやすく
引き下がるわけには
いかないのですから、てへへ。
ただしこちらは、
大樹からほっぽり出された
我侭男児ですがね-(^-^;;
いかがでしょうか、
彼らのほんの短い
部分的な歴史では
ありますが、
ちょっと身近になって
親しみが湧きませんか?
蓋を開けてみないことには
製品の品質は
わかりませんが、
そんな彼らが
世に初めて送り出す
(ブラスモデルを除く)
Nゲージ「BigBlow」に
期待せずには
いられません。
それでは皆様、
また次回までさようなら(^0^)/