アニメは追い風!?

本日もケンズレールロードへ

ようこそ!

 

8月に公開された

ご存じ「君の名は。」。

自分はなんと

先日やっと観ることが

できました。

 

「なかなか画と哲学が

綺麗な映画やったね~(^^ 」

 

今どきですから、

恐らく世界中に

吹き替えや翻訳で

配信されること

でしょう。

 

アニメが日本文化として

世界中で好評価を

受けていることを、

当の日本文化が

大っぴらに胸を張って

受け入れることが

でき始めたのは

ほんの

10年くらい前からでは

ないでしょうか。

もちろん、

その状況自体は

随分と以前から

日本へ

種々の形で

入ってきてはいましたが、

なかなか

自分たちを

自分たちから誉めることが

苦手な我が文化。

海外での受賞などが

きっかけで

世界中で一番遅く

それを認めることは

何もアニメに

限ったことでは

なさそうです。

 

「権力とかで

国民がみんな

一つの風潮に染まってまう

性質はよういわれる

ことやけどねー(^^;」

 

もう二十年くらい

前になりますが、

アメリカのある大学の

近所にある馴染みの本屋さん。

そこにはちゃんと

日本のコミック本

専用コーナーがありました。

もちろん表紙は

日本のものと

殆ど同じでしたが

中身は全部英語でした。

 

「そりゃそうや (^^ 」

 

好きな作品の一つの

「め〇ん〇刻」が

あったので

自分が持っていた

オリジナルと

比較して

楽しんでいました。

面白いところは,

台詞だけではなく

当然なのですが、

バックに書かれた

戸の閉まる「バタン!」などの

擬音まで

翻訳されている

ところでした。

 

さて、

以前のことになりますが、

ある北米メーカーに仕事で

電話をしたことがありました。

(つたない英語で・笑・)

そのときの対応で

相手が若い男性(アルバイト?)

であることが

なんとなくわかりました。

すると突然、

彼がつたない日本語を

話し始め、

「日本のアニメが大好きで

日本人と話したのは

これが初めてです・・・」

などと

話してくるではありませんか (^^;

なんだか彼的には

少し感動しているようでした ・笑・

 

「タレントさんでもなんでもない

ただのオッサンやのにねー笑」

 

そして感じたのは

言葉だけではない

アメリカ人らしからぬ

日本的?な対応の内容

だったのです。

似たような経験は

これ一回ではないのです。

 

で、

ここからは自分の勝手な

感想です。

 

子供のころから

日本のアニメやコミックに

慣れ親しんだ外国人は

西洋には無い

日本人独特の感性を

もしかしたら

部分的に身に付けている・・・

のかもしれないなー、と。

 

戦闘物にしろ、

恋愛物にしろ、

日本のアニメや

コミックの中では

日本人の道徳観や

価値観、習慣などが

自然な形で

ストーリーに

溶け込んで

表現されていますから。

もちろん、日本人にとっては

常識以前のこと

ですので

そこに注目する人は

あまりいないと思いますが。

 

「日本文化では

こうなんや、あーなんや

って言葉や活字で

学習的に

伝えてないところが

大事なんやろねー (^^ 」

 

ただ、

残念なことに

さっきのように

対応してくれた

方々はなぜか

2~3度のやりとりの後で

他の担当者に

替わってしまうのです。

 

これは私の深読みですが、

そういった少し日本的な

対応を局所的に続けてしまうと

アメリカの組織にとっては

のちのち

不都合なことが

起きてしまう・・・、

からではないのかなー

と。

 

「ま、それは

おじちゃんの勝手な

思い込みかも

しれへんけどねー 笑」

 

そうそう、

あまり勝手に

思い込んじゃいけないよね(^^;

 

ただ、

特に若い世代では

日本人でさえ

アニメが

道徳観や価値観の底辺を

少なからず

支えているのでは?

とまで思ってしまうのです。

なぜなら

昨今の対外状況の中、

日本人には理解を超えた

行動様式を目の当たりにするにつけ

逆にどうして日本人は

こうあり続けられているのだろう?

って考えたからです /(^0^;)

子供たちの身近に

長時間の道徳の授業や

影響力の強い宗教が

あるわけでは

ないのですから。

 

「それが

文化っちゅうもんなんかなー 」

 

なんだか結論は

出せないけれど

今後、外国に

そういうものが

少しずつでも

増えてゆけば

お店としては

追い風?になるのかなー

って思う次第であります。

 

それでは皆様

また次回までさようなら(^0^)/