やばいメールたち。

最近、定期的に報道される

サイバー犯罪。 もはや組織の

大小や種類には関係がない。

が発達する前、いわゆる

「村八分」という陰険な手法が

日本にはありました。 おそらく

他国にも同様なものは存在して

いるでしょう。

なんらかの目的で対象を陥れる

噂が村に広まるとその対象は

村八分とされるなど命にもかかわる

多大な苦痛に見舞われます。

この情報化社会の現代、

一見全く異なっているかのように

見えますが、サイバー犯罪は

根が同じように思えます。

若者たち、いや今や大人の社会にも

不可欠に見えるSNS。 村八分と

同様の現象で一部の人々が

追いつめられています。

何も現代でなくとも「刃物」は

必要ないのです。 人間の考えること、

行いというものは時代がどう変わっても

本質的には進化しないという現実。

 

 

すみません、のっけからかなり暗い

はなし・・・(>_<)

ではではちょっと気分を変えて

悪質な迷惑メールのおはなし。

「全然気分変わってへんやん!!」

と、お叱りを受けそうですね(^^;

ごめんなさい。

 

今朝、仕事用のメールを開くと

ドイツの有名配送サービスから

メールが届いていました。

なんでも、「8月15日~時に

国際荷物を配達したが、宛先住所に

誰もいなかったので持ち帰りました。

72時間以内に適切な処理を

してください。 詳しくは添付ファイルを

見てください」、と。 その会社名で

始まる追跡番号まで書いてあります。

もちろん全文英語です。

 

やややっ、なんだか怪しい。

なんだか英文が公式感がなく素人臭い。

配達先の名義がわかっているのだから

メールの冒頭宛先が「Dear Customer(お客様へ)」

は変だろ。 お知らせ文書に

配送データが追跡番号以外に

何も明記されていないのも変だろ。

記載の追跡番号を照合すると

「該当なし」。  やっぱり。

当然、添付ファイル内にはウイルスが

潜んでいるに違いない。

 

例の年金機構の件と同様で、

ある特定の組織の人間だけが

思わずファイルを開いてしまいそうな

テーマが選択されている。

もし今回こちらにきたメールも

私以外の人間が見たら業務関係であると

考え、思わず開いたのかもしれません。

 

この他にも英文詐欺メールがあります。

海外の弁護士と名乗る人間から、

「親族、身内のいない老人が莫大な

遺産を残して他界しました。 今なら

あなたが名乗り出て相続権を主張すれば

その遺産を相続できます」と。

その人間が必要な関係書類を準備してくれる

という。

 

また、海外公的機関を名乗って、

「あなたは〇〇国の法令に違反しているから

返信せよ」 或いは「罰金を支払うことで

告訴を免れることができる」など。

 

隣国さんたちの会社からの広告メールなど

かわいいものなのかもしれません。

メールアドレスを全世界にオープンに

しているわけですから、

当然といえば当然のレスポンスなのでしょう。

 

よく思うのですが、

文明人はもっともっと動物としての

人間の性質を整理して素直に認識し、

それに見合った法律なり規則を

先回りして作った方がいいと思います。

どんなに優れた点があってとしても

あくまでも半獣人なのですから。

ノーベル賞受賞技術など最先端技術で

人の幸せや命が失われてゆくダークサイドを

もっと真剣に真摯に受け止めて

ほしいと心を痛めているのは

私だけでしょうか。

 

これからも、メールに限らず

様々なタイプの落とし穴に

細心の注意をはらうよう肝に銘じます。

「油断したものが命を落とす」

なんだ、現代社会も

アフリカのサバンナも

大して違わないのですよね。

窓の外から元気な蝉の声が

聞こえます。 一生懸命、

そう文字通り命を懸けて

全霊をふりしぼっている

鳴き声に聞こえます。

もうすぐ夏も終わりですね・・・。

 

それでは皆様、また次回までさようなら(^0^)/