本日もケンズ鉄道にご乗車いただき
ありがとうございます。
つい2週間ほど前になりますが、ス
ケールトレインズ社がNゲージで
ジェネラルエレクトリック(GE)製、
AC4400CWの製品化を発表いた
しました。

「Nゲージでは初めてなん? 」
いや、AC4400CWは過去にカトー
社が発売したことがあるね。
スケールトレインズ社としては昨年
の8月にHOゲージでの製品化発表
をしているんだけれど、今回はそれ
に引き続いてNゲージでの発表と
いうことになるよ。
実機のAC4400CWは、大ヒット車
両であるGEダッシュ9(DASH 9-
44CW)とほぼ同時期の1993年か
ら2004年にかけて製造されました
が、大きな違いは直流モーターを使
用したダッシュ9とは異なり交流モー
ターが使用されています。
「こうりゅうモーターて
なんかええことあんの? 」
直流モーターに比べてコストやメンテ
ナンスのし易さなんかにメリットがあ
るそうだよ。
インバーターを使うとモーターの制御
も楽になるらしいしね。
「インバーター??? 」
交流モーターを制御する場合は、交
流電流を一旦直流に変換(コンバー
ター回路使用)して周波数や電圧を速
度に合わせて調節した後で、またそ
れを交流電流に逆変換(インバーター
回路使用)するんだよ。
このコンバーター回路とインバーター
回路を含む制御器を「インバーター」
と総称しているんだよ。
AC4400CWはその製造総数でこ
そ3668両を記録したダッシュ9の
8割足らずにとどまりますが、ダッシ
ュ9を40両程度しか発注しなかった
ユニオンパシフィック社は1300両
を超えるAC4400CWを導入してい
ます。
「そやから、こんかいのライン
ナップにもユニオンパシフィ
ックが3しゅるいも入ってるん
やねぇ (^o^)」
そのうちの1種類は変わり種でね、
ユニオンパシフィックの所有ながら
色褪せたサザンパシフィック塗装の
車両なんだよ。

ユニオンパシフィック機にはイエローストライプが施され、UP機
であることを主張しています。 サザンパシフィック鉄道が279
両の同機を導入したのは1995年。 しかし、翌年にはユニオン
パシフィック鉄道に合併吸収されてしまうため、保有機のUP化
が一時期このように行われました。
1996年、ユニオンパシフィック鉄道
はサザンパシフィック鉄道を吸収し
ますが、これによりUP鉄道はSP鉄
道の導入分を合わせてさらに多くの
AC4400CWを保有することになり、
ダッシュ9が一番多く納入されたBN-
SF鉄道の1600両越えに並ぶ数と
なりました。
また、この数は当時のライバル機で
あった同じ交流モーター駆動のEMD
SD70MACやその後継機である
SD70ACeの総製造数をもはるかに
しのぐ数なのでした。
「そうゆうはなしやったら、
AC4400CWと、ダッシュ9とか
SD70シリーズとの重れんは
わくわくするやろなぁ~、
ワクワク… (^-^) 」
ぜひぜひやって興奮してちょうだいっ \(^_^)/
今日は、先ごろ製品化発表が行わ
れたスケールトレインズ社のNゲージ
AC4400CWのご紹介でした。
メーカー発売予定時期は現段階で
2024年の2月末とされています。
ケンズタウンではご予約を承ってお
りますので是非ご利用くださいませ。
それではみなさま、
また次回までさようなら (^0^)/