ユニオンパシフィック鉄道、近頃の新しいペイントスキーム

 

 

 

本日もケンズ鉄道にご乗車いただき

ありがとうございます。

 

さて、皆さんはお気付きでしょうか、

ユニオンパシフィック鉄道のペイント

スキームが以前と比べて変わって

いることを。

 

「えー、そうなん?

 ぜんぜんきづいてへんよー (>_<) 

 どこが変わったん?」

 

じゃー、それをこれからお話させて

もらうね。

 

新しいペイントスキームが初めて

登場したのは、昨年の7月頃。

長年のエンジンの強力な発熱で、

多くのディーゼル機関車のボディ

サイドに描かれている星条旗デ

ザインが、かすれたり剥げたりし

て見苦しくなっていました。

このことが新しいペイントスキー

ム誕生の一因と言われています。

 

「ほな、はげたとこを新しく

 ぬりなおしたゆーこと?」

 

いや、デザイン自体が変更されて

いるんだよ。

 

決められた1つのニューデザインに

切り替わったわけではなく、今年の

初め頃くらいまで、部分的な試行錯

誤が繰り返されたので、ニューデザ

インにはバリエーションがあります。

変更が検討された部分は大きく4つ

あります。

1つ目は、ボディサイドに描かれてい

た大きな星条旗が「Union Pacific」

のレタリングに置き換えられたこと。

そのフォントも上写真の#6461の

ように、#8630の標準ゴシックス

タイルから変更が試みられたようで

すが、現在はまた標準スタイルに

戻されているようです。

 

「#6461のはちょい文字が

 ほそいなぁ。 ほんで、「C」

 がちょっとひらいてて、「A」と

 「N」のかどがとんがってない

 んやねー」

 

おー、細かいところに気付いたねー (^-^)

もしかすると、この他にも新しいフォ

ントが試されたかもしれないね。

 

2つ目はノーズサイドにある小さな

星条旗。 

#6461と#8630では、以前にボ

ディサイドにあったデザインのサイ

ズを小さくしたタイプですが、はため

き方の小さい異なるデザインの星

条旗も試されました。

 

3つ目は、ノーズ正面のロゴがシー

ルドロゴのみになったことです。

 

「うんうん、前はシールドロゴの

 両わきに青いはね(羽根)が

 あったような...」

 

正解です (^_^)

羽根(ウイング)がとれてシールド

ロゴだけになってるよね。

 

さて、4つ目ですが、みなさんおわ

かりになりますか?

 

「う~ん、まちがいさがしの

 ゲームみたいやー 笑 」

 

正解は、ボディサイド上部にある

赤いストライプです。

これまでは、#6461のようにキャ

ブの後方で屈曲部が見られました。

これをライトニング(稲妻)スタイル

といいますが、#8630ではストレ

ートスタイルになり屈曲部がなくな

っていますね。

 

昨夏からリビルトされたりリペイント

された車両では、まだこれらの変更

点が旧デザインと部分的に混在して

バリエーションを生んでいましたが、

今後は1つのデザインに統一されて

行くことが予想されます。

 

「Nゲージでもこのあたらしいやつ

 はよみたいなー (^o^) 」

 

今のところまだ発売されている製品

にはないけれど、発売予定になっ

ているものが1つだけあるんだよ (^^

ブロードウェイリミティッド社から2023年に発売予定となっている
ニューペイントスキームのNゲージSD70ACe。 「スモールフラッ
グスキーム(Small Flag Scheme)」と命名されている。

ブロードウェイリミティッド社から今

年年内の発売が予定されている

SD70ACeです。

上の製品イメージでお分かりの通り、

お話ししました4つのポイントが全

て網羅されていますよね (^^

 

「”Union Pacific”のフォントは

 ひょうじゅんゴシックタイプやね (^^ 」

 

さすがブロードウェイさん、レスポ

ンスが早いよね (^^

模型ばかりではなく、実機の動向

も常に注視しているなんて、やっ

ぱりプロフェッショナルだよね。

  

「じつぶつあっての

 もけいやからねー (^^ 」

 

今後は、他メーカーからGE機につ

いてもニュースキームバージョンが

出てくることでしょう (^^

 

今日は、昨夏から目にするようにな

ったユニオンパシフィック鉄道の新

しいペイントスキームをご紹介させ

ていただきました。

 

それではみなさま

また次回までさようなら (^0^)/