本日もケンズ鉄道にご乗車いただき
ありがとうございます。
さて、先日、ケンズタウンのトップペー
ジにて、近日入荷製品のご案内を
させていただきました。
「え? どんな製品なん?」
スケールトレインズ製のね、ダッシュ
9-40Cだよ。
「あれっ? ダッシュ9ゆーたら、
9-44CWとちゃうかったっけ?」
そう、4400馬力バージョンはね。
でも、実はダッシュ9には4000馬力
バージョンもあるんだよ。
1993年にジェネラルエレクトリック
(GE)社からデビューしたダッシュ
9-44CW(型式名C44-9W)
は、4400馬力の出力をもち、
ATSF、BNSF、CN、CSX、UP、
NS、SP他、非常に多くの鉄道
会社に納入されました。

(Nゲージ)。 写真は第2期発売のノーフォークサザン標準仕様#9539。
一方、4000馬力バージョンのダッ
シュ9-40Cと9-40CWは、それ
ぞれ1995年と1996年にデビュー
しましたが、両機ともにほぼノーフォー
クサザン鉄道(NS)のみに納入され
ました。
2004年まで製造された9-40
CWの外観は9-44CWと類似し
ていますが、3か月間に125両のみ
NS向けに製造された9-40C
(型式名C40-9)は特別な外観
をもっています(ロードナンバー:
#8764~#8888)。
「どんなとこがちゃうの? (^^ 」
じゃあねー、次の写真で9-44CW
と違っている箇所の一部を紹介する
ね。

9-40CWとは大きく異なります。
まず、目につくのはキャブの屋根上に
ある四角いエアコンディショナーです。
ちょうど帽子を被っているように見え
るので9-40Cには「トップハット
(Top Hat)」という有名なニックネー
ムがあります。
「ボンネットの形がぜんぜんちゃうねー (^^ 」
そう、アメリカでは「フード」って言うん
だけれど、幅が狭くて上面が平らだ
よね。
幅が狭くなった部分には両側に階
段が設けられています。
前面窓(ウィンドウシールド)の形や
ナンバープレートボードの形も異なっ
ています。
側面の2連窓も9-44CWに比べ
るとずいぶん下の方に設置されてい
ますね。 窓の左にあるハンドレール
の付け根の位置で比較してみると
よくわかります。
「窓の前にならんであった小窓が
前めんにいどうしてるやん。」
おー、よく気が付いたねー (^_^)
9-40Cではウィンドウシールドの
両サイドに小窓が別についていて
専用のワイパーまでついているんだ。
こういう窓も含めた標準型のキャ
ビン(運転室)をスパルタンキャブと
も言うね。
さらに、前部のデッキに上がるため
の階段(ステップウェル)が4段式
(9-44CWは5段式)になって
います。
「よーみな、わからへんなー (^o^)」
屋上中央部もよく見てごらん。
銀色の縦長突起があるでしょ?
これは両サイドに2つあって、モトロー
ラ製のファイアークラッカー(爆竹)型
アンテナ(ASP-16)なんだよ。
今度は、ボディ下の燃料タンクを見
てみてください。
9-44CWには2つある赤いキャッ
プの燃料給油口が9-40Cには
1つだけです (^^
「それはきづかへんかったわー 笑」
赤くなかったら絶対わからないよね (^o^)
最後は、写真では見えていない後部
のヘッドライト上に、サンドフィラー
(sand filler:給砂口)があります。
9-44CWではリヤヘッドライトの下
に設置されているものです。
以上、前部で8か所(!印)をご紹
介しましたが、みなさんおわかりいただ
けたでしょうか。
実はこの他にも相違点があるそうな
ので、是非9-40Cをご購入いた
だいてお手元で探してみてください。
そうそう、今回発売の9-40Cでは
実機と同じ、側面ホワイトラインの無
いサラブレッド(Thoroughbred)塗
装で登場するところも見逃せません。
2週間以内には入荷予定ですので、
Nゲージで初めて登場する機体に
どうぞご期待くださいませ。
「#8840と#8888やでー (^^ 」
はい、この2種のロードナンバーで
それぞれにアナログ仕様とサウンド
付きデジタル仕様が入荷予定で
ございます \(^^)/
それではみなさま、
また次回までさようなら (^0^)/