緻密の極致!ビッグブロー再上陸。 - Big Blow Turbine 2nd Release -

 

 

本日もケンズレールロードに

お越しいただきましてありが

とうございます。

 

「おじちゃん、やっと

ビッグブローの第二弾が

でたなー (^^ 」

 

2週間ほど前、スケールトレイ

ンズ社に工場からの船便が

無事に届いたようだよ。

 

今回のセカンドリリースでは、

前回とは異なるロードナンバーが

発売されました。 #9、#13、

#15、#20、#21、#30の

6種です。 あと、前回発売された

ユタ州鉄道博物館展示車両で

ある#26が、ソルトレークシティ

で開催されたナショナルNスケール

コンベンション2018のロゴ付き

限定数で再販されています。

今回の目玉は、前回見送られ

第3世代機30両のとりでもある

#30ではないでしょうか。

 

「屋根の上にパイプが

のってるやつやね! (^o^) 」

 

そう、#30のタービンユニットに

だけインテーク(吸気)用の長い

パイプが装備されているんだよ。

 

今日は、近日入荷予定の#30に

つきまして、メーカーが公開している

写真をご覧いただきたいと思います。

今月、スケールトレインズ社から発売が開始された#30を含むビッグブローのセカンドリリース。

ビッグブローは基本的に3ユニット

が1編成ですが、補助テンダーを

連結した編成も運用されていた

ことでしょう。 恐らくはそこを見越

して今回は2種のテンダー(23C、

24C)が別売りで新登場しています。

 

「パイプがあるのはどれなん?」

 

キャビンのある先頭がコントロール

ユニットと呼ばれていて、

先頭のコントロール”A”ユニットには補助用のディーゼルエンジンが装備されています。

屋上にインテークパイプがある

のは、2両目のタービンユニット

だよ。

#30のタービン”B”ユニット屋上には大きなインテークハウジングと共に独特の長いインテークパイプが装備されています。

デジタル車のタービンサウンドが

迫力そのものである一方、コント

ロールユニットからも補助エンジ

ンサウンドが聞こえるステレオ的

2チャンネル同時発音も魅力です。

 

「なんでこれだけに

パイプがついてんの?」

 

少なくとも鉄道用ガスタービン技術

は当時まだ発展途上だったから、

新しい車両ごとに現場のトラブルや

改良を盛り込んでどんどん進化して

いった結果なんだよ。

中でも技術者を悩ませた大きな

トラブルの原因の一つが、吸入

した空気に含まれる砂塵や粉塵

だったそうだよ。

そこで、フィルタリング機能を増強

した新しい機器が開発され、これを

覆う大きなインテークハウジングと

長い独自のデュアルパイピングが

生まれたようだね。

これは、#30だけの装備で、注目

される秘密にもなっているんだよ。

スケールトレインズ ビッグブロー Big Blow#26

例えば#26のタービンユニットにはインテーク用パイプは装備されていません。

#30以外のタービンユニットでは、

パイプなしの標準型インテークハウ

ジングが装備されています。

 

前回のファーストリリース製品の

ときにもお話しましたが、インテーク

機器に限らず細部にわたって

ナンバーごとの差異が再現されて

いることも魅力です。

その中で目で見える大きな違いが

2種あるテンダーでしょう。 #30

には24,000ガロン仕様でコモン

ウェルス製6輪台車をもつ24C

タイプが連結されていますが、

スケールトレインズ ビッグブロータービン#30

#30に連結される24Cテンダーにはコモンウェルス6輪台車。

#13、#15、#26にはバッ

カイ製6輪台車をもつ23Cが

セットされています。 異なる

補助用(Auxiliary)テンダーを

追加して4両編成としてもまた

楽しみが広がりますね。

 

「そやけどなんかいみても

つくりがめっちゃこまかいなー!」

 

写真だけ見たらHOスケール

だって言ってもきっとわからな

いだろうね。

 

先頃中国で発生した突然の成型

メーカーの閉鎖をうけて、アメリカ

国内では自国製造への機運も高

まったようです。 けれども、現在

のところ多くのメーカーでは、これ

だけの細かな仕事をアメリカ国内

でこなすのは難しいという判断の

ようです。

もちろん今後、関税を含めた環境

の変化で事態が動いていく可能性

は常にあるわけですが。

 

スケールトレインズ社では、ファー

ストリリースの後、2種(Tier4, C39-8)

のディーゼル機関車を手がけてい

ます。 いずれも市場をリードする

卓越したディテールが特徴です。

同社が作る蒸気機関車が早く

見たいというファンの思いは募る

ばかりですね。

 

「このかいしゃは、どれを

えらぶんやろねー (^o^) 」

 

そうそう、おじちゃんもそこを

考えるとわくわくするよ (^_^)

 

それではみなさま、

また次回までさようなら (^0^)/