光らせて光る。

 

今日もケンズレールロードを訪れて

いただきましてありがとうございます。

 

昨日、ケンズタウンにて

LED照明内蔵のストラクチャーを

発売させていただきました。

作っているのは

ご存じウッドランド・シーニックス社。

様々な建物のキットやアクセサリーを

発売していた同メーカーですが、

一昨年?あたりから

組立塗装済みのとっても

魅力的な商品を

手がけています。

色つきプラスティックで

組み立てた製品は

これまでもありましたが、

手塗りの量産製品は

少なくとも鉄道模型用では

あまりなかったのではと

思います。

 

そんな意欲的な会社が

今度はLED内蔵モデルを

発売し始めています。

ストラクチャーにとどまらず

制御ハブやリード線付

各種LEDライト単体も

同時発売し、

一気に光るストラクチャーや

周辺アイテムが充実し

身近になりました。

 

実物が光っているのなら

模型でも光らせたい!

と思うのは

ごく自然な成り行きですが、

やはり製品化となると

当然、各種障害が立ちはだかり

情熱からくる純粋なモチベーションが

なければ、そこを乗り越えることは

難しいことなのでしょう。

 

けれども、

そこを乗り越えて製品化

してくる、そんなメーカーさんが

私は大好きです。

きっと、ファンの目線で

思いに応えてくれるのは

そんなハートのエネルギーを

もっている会社だと

思うからです。

 

「自分たちにできることを

するのではなく、

自分たちがやりたい、

しなければならないんだ、

と思うことを

やっていこう!」

なーんて、かつて聞いた

厳しめの叱咤激励を

思い出します・笑・

 

自分は光物が好きなことは

以前もお話しました。

例えば車両で

本来光っていて

模型では光っていないものの一つに

キャブ型ディーゼルの

バックアップライトがあります。

キャブ型ディーゼルの中には

連結面にバックアップライトを

装備しているものがあります。

通常、特にNゲージでは

一体成型の凸部程度で

表現されていますが、

インターマウンテン社の

製品では、点灯はしないものの

きちんと透明レンズが

付与されているモデルもあります。

近い将来、

点灯する製品も登場するかも

しれませんね。

 

もう一つ、点灯したら

さらに楽しいのに・・・、

と思うものは

クラシフィケーションライト

(Classification Light)です。

マーカーランプなどとも

呼ぶようです。

蒸気機関車やディーゼル機関車の

ヘッドライトの左右に離れて

ついている小さなライトです。

発光色はホワイト、グリーン、

レッドなど変化して点灯し、

その車両の運行状態を

周囲に知らせます。

色の種類や意味は

鉄道会社によっても

微妙に異なるようですが、

車輛ファンとしては、

是非光らせたいパーツです(^o^)

 

少なくともNゲージで

ここがきちんと点灯している

既製の製品は

見たことがありませんが、

LEDや光ファイバーを

使用すれば、

技術的には難しくないのでは、

と思ってしまいます。

 

先頃、新発売された

ブロードウェイ社の

4-8-2ペンシーM1ab。

フロントデッキとテンダー後尾に

存在感のある

このクラシフィケーションランプが

装備されています。

点灯はしないものの

レンズ部にキラキラ透明素材が

埋め込まれていて

寸法的には本当は

大き過ぎるのでしょうが

実に魅力的なアクセントに

なっていると感心します。

メーカー自身の

心意気やモチベーションが

伝わってくるではありませんか。

 

洋の東西に拘わらず

人間の作る物をよく見ると、

たとえそれが芸術品でなくとも

必ずと言っていいほど

製作者の胸の内が

現れているものです。

 

メーカーでなくとも、

思いのエネルギーで

光っている会社の製品を

応援してゆけたらなぁ・・・

と常々思っているオジィです・笑・

 

それではみなさま、また次回まで

さようなら(^0^)/