蘇った記憶・・・

今日もご覧いただきましてありがとう

ございます。

いきなりなのですが、今回私は皆さんに

謝らなければならなくなりました。

それは今まで皆さんにある事実に関して

ウソの情報をお伝えしていたからなのです。

それは、私がアメリカ型鉄道模型に

接し始めた時期ときっかけについてです。

確かケンズタウンの自己紹介などには

渡米先のショップのお話などを書いてきた

ように思います。 けれども・・・・。

11月1日に真実が判明いたしました。

ある記憶が蘇ったのです。

 

先週末は、実家の荷物の整理に時間を

使いました。 そこで押入れの奥から

出てきた代物がこれなのです。

私が愛したおもちゃ・・・涙

私が愛したおもちゃ・・・涙                              埃やカビを綺麗に掃除して写真撮影(2015年11月2日)。

 

記憶が蘇りました。

恐らくは父親がどこかで購入し、

折を見て幼少の私の前で動かしていた

のでしょう。 記憶をさかのぼると

それはおそらく1960年代か70年代の

初めかもしれません。

目に焼き付いているのは、遠い世界に

存在していたこの紙製箱の側面の

英字。 遠い世界とは背の高い洋服ダンスの

上の世界です。 当時の私にとっては、

そこはどんなに頑張って椅子に乗ろうとも

決して手の届かない世界でした。

けれども本当に時折それは私の

目の前に現れるのです。

箱を開けると中には忘れていたのに

見慣れた光景・・・。

愛したおもちゃの中身。

愛したおもちゃの中身。

すみません、まだ全く掃除などしていない

状態で写真を撮りましたので、荒れ放題です。

その後、私は自分自身で触る許可を

得たのでしょう。

レールをつなぐときの指先の感触、

なんとなく匂った金属の香りが記憶

されているからです。

 

ここに訂正いたします。

私が人生で初めてアメリカ型

鉄道模型(おもちゃ)に

接したのは、年代は不明ですが

正にこの時でした。

 

今、この製品を冷静に観察すると。

表の紙箱にはどこにも日本語の

文字(漢字、ひらがな、かたかな)が

存在しません。 輸出していた製品

なのでしょうか。

線路幅は約18.5ミリメートル。

縮尺で言うと約78分の1程度です。

HOゲージとSゲージの真ん中あたりです。

塗装は無く、色つきプラスティック成形のまま

の表面で、デカールによるレタリングです。

箱の絵と車両の色が全く違います・・・(^-^;

 

大ざっぱでいい加減に見える反面、

サンタフェ貨車のあのスローガンが

きちんと絵にも貨車にも奢られておりました。

泣く子も黙る「Shock Control」スローガン。

泣く子も黙る「SHOCK CONTROl」スローガン。

もしもアメリカで目隠しをされて

誘拐されても、踏切で目隠しの

隙間からかすかにでもこの文字さえ

見えれば、少なくとも東にいるのか

西にいるのかが分かるわけですね。

ま、当時の話ですが・・・。

例えが大袈裟ですみません/(^-^;

 

外見はこんなにも変わりましたが、

これを目にした時の気持ちは、

涙が出るほど変わっていないことに

気が付きました。 けれども、

この光景には必ずセットでいるはずの

彼の姿が今はもう見えないことだけが・・・。

 

それでは皆様、また次回までさようなら(^0^)/