カトー(USA)社からSC-44チャージャー牽引のパシフィックサーフライナー

本日もケンズ鉄道にご乗車いただきあり

がとうございます。

 

「おじちゃんっ、おじちゃんっ!

 サーフライナーが出るて?(^^ 」

 

おっ、耳が早いね~(^^

そう、カトー社から来年早々に

発売されるようだよ(^-^)

 

”僕”の言うサーフライナーとは、アムトラ

ックがカリフォルニア州のサンディエゴ⇔

サンルイス・オビスポ間で運行している

有名列車「パシフィック・サーフライナー

(Pacific Surfliner)」のことです。

太平洋沿いを南北に走るパシフィック・
サーフライナーの路線。 地図表記の
駅以外にも停車します。 地図の路線
位置は不正確で、実際には全ルートの
5分の2程度は太平洋沿岸を通ります。

 「ちずで見るとみじかいように

 見えるけど、東京⇔大阪より

 もっと長いねんなー (^^;」

 

アメリカの国土は広いからねー (^^

 

パシフィック・サーフライナーの前身は

サンタフェ鉄道が1938年からロサン

ゼルス⇔サンディエゴ間で運行を始め

た「サンディエガン(San Diegan)」

特急です。

このプレミアルートは、1971年にアム

トラックに引き継がれた後、1988年

にサンタバーバラまで、1995年には

サンルイス・オビスポまで路線が延伸

され、2000年には路線内に多くの大

平洋沿岸シーニックポイントがあること

から「パシフィック・サーフライナー」に

改名されました。

「サーフライナーのとくちょうて

 なんかあんの? 」

 

特徴ね~(^^?

以前はEMDのF59PHIが使用

されていたんだけれど、今は最新

のシーメンスSC-44チャージャー

(後部屋根にリアスポイラー(カウ

ル)を装備したサーフライナー仕

様)が牽引して、列車後端にキャ

ブ付き客車を連結したペンデルツ

ーク方式のプッシュプル運行が行

われているよ。

SC-44を先頭にして(ヘッドライト点灯)
沿岸を快走するパシフィック・サーフラ
イナー。屋根後端のカウルで連結面
の客車の空気抵抗を低減している(上)。 
キャブ付きコーチカーがヘッドライトと
ディッチライトを点灯させて先頭で折り
返し運転をしている(下)。

「ペンデル…プッシュ…???」

 

要は終着駅に転回場所がない

から列車の向きを変えないまま

路線を行ったり来たりするって

ことだよ (^^

 

「ほなSC-44がうしろから押す

 ゆうこと?」

 

そうそう、往路をSC-44が先頭で

牽引(プル)するとすると復路はキ

ャブカーを先頭にしてSC-44は後

端から後ろ向きで列車を押して(プ

ッシュ)折り返し運転するわけ (^_^)

 

「なるほど~、そやから向き

 をかえんでええねんね (^^ 」

 

写真を見たときには、必ずしも

SC-44が先頭とは限らないから、

ヘッドライトが点いているかテ

ールライトが点いているかで進

行方向がわかるよ b(>_^)

 

それでは、カトー社の製品内容を見て

みましょう。

カトー社より発売予定のパシフィック
サーフライナー3種セット。ビジネス
カーとバゲッジコーチカーは基本セッ
トに、コーチカフェカーとスーパーラ
イナーIコーチカー2種は増結セットに
含まれます。
全てのセットでSC-44はアナログ車、
客車の室内灯は非装備となります。

基本的に製品は全部で3種になります。

フル編成のSC-44付き8両セット(106-

9010)を筆頭に、同じくSC-44付き4両

基本セット(106-9001)、それに客車の

みの4両増結セット(106-9002)になり

ます。

 

「4両セットは8両セットを

 2つに分けただけゆーこと?」

 

編成的にはそうなんだけれ

ど、実は2つの4両セットの

SC-44と客車のロードナン

バーは8両セットとは変えて

あるんだよ。

SC-44前面の装備済み行

先表示も、8両セットが「San

Diego(サンディエゴ)」に対し

て、4両セットでは「Los Ang-

eles(ロサンゼルス)」と、作り

分けられてるよ (^^

 

つまり、3セットを揃えると、別ナンバー

の独立した2編成を組むことができるわ

けです。

8両編成に含まれる客車種は6種あり、

連結順は以下の通りです。

8両セットの客車種、ロードナンバー、編成。 
SC-44の行先表示は「SanDiego」#2118。
4両基本セットのSC-44の行先表示は
「Los Angeles」#2122、ビジネス#6806、
コーチ#6406、バゲッジコーチ#6907。 
増結セットのスーパーライナーコーチ
PhaseVIは#34082、スーパーライナーコ
ーチ#34951、コーチカフェ#6301、コーチ
#6413。

現実の編成は1種ではなく客車6両など

いくつかありますが、今回のフル編成は

客車7両バージョンとなります。

アムトラック PACIFIC SURFLINERの
2階建て実車。太平洋をイメージしたブ
ルー色が美しい。全52両のコーチ車両、
9両のスーパーライナー車両から編成
が組まれる。

フル編成には2両のスーパーライナーI客

車が含まれていますが、1両はサーフラ

イナー塗装(#34960)ですが、もう1両は

フェーズVIスキーム(#34095)で外観が

異なります。

 

「セットのきゃく車には

LEDついてるん?」

 

日本国内で発売される今回

の3セットでは、SC-44は全

てアナログ車で客車の室内

灯はついていない仕様になる

ね。

 

ケンズタウンでは既にご予約を開始して

いますが、サウンド付きデジタルDCCの

SC-44セットと室内灯装備済み客車も

お選びいただけますので、どうぞご利用

ください。

(デジタル仕様セットと室内灯付きセット

 は発売日が遅れます)

 

今日は、カトー社が2025年1月に発売

予定(デジタル車、および室内灯装備車

は2025年夏予定)のアムトラック パシ

フィック・サーフライナーのご紹介でした。

 

「キャブカーは、ヘッドライト、

 テールライト、ディッチライト

 の3つが光るで~ (^o^)/ 」

 

それではみなさま、

また次回までさようなら (^0^)/