世界で活躍したウィットコーム(Whitcomb)ロードスウィッチャー、65-DE-19A

 

本日もケンズ鉄道にご乗車いただき

ありがとうございます。

 

今日はピコ(PIKO)社から先日新発

売されました有名なロードスィッチャー

をご紹介したいと思います。

 

「スウィッチャーゆーたら

 EMDとかALCOとか?」

 

それが、EMDでもALCOでもないん

だけれど、北米だけでなく世界で活躍

したアメリカ製のディーゼル機関車な

んだよ。

ピコ(PIKO)社から発売されたウィットコーム(Whitcomb)
65-DE-19A型65トン級ディーゼル機関車。 HOゲージで
も発売され、アナログ仕様とサウンド付デジタル仕様がある。
「ウィットコーム」: Whitcomb Locomotive Company 
ウィットコームロコモーティブカンパニーは、1930年前後に
世界恐慌で破産したウィットコーム社を引き継いで、1931年
にボォルドウィン社(Baldwin Locomotive Works)が立ち
上げた会社。

第二次大戦中の1941年から製造さ

れた65-DE-14系ディーゼルをベース

に1943年から1944年にかけて製

造されたのがウィットコーム65-DE-

19A型で、「US Army Transportation

Corps(アメリカ陸軍輸送科)」に納入

されました。

 

「アメリカの”ゆそうか”て何?」

 

アメリカ陸軍の戦闘後方支援を行う

部隊(兵科)だよ。 つまり、軍事トラ

ックや航空機、船舶を使って戦地に

兵士や軍事物資を送り届けるチーム

だね (^^

こうして65-DE19A型は、イギリスや

フランスなどの連合国だけでなくイタ

リア、ドイツなどの敵国の戦地にも

送られ、鉄道輸送の主役を果たしまし

た。

 

「そやからせかいで

 かつやくできたんやね (^^

 ほな、せんそうが

 おわったあとはどうなったん? 」

 

アメリカ以外の国へ売却されたり、ア

メリカ国内の民間鉄道や産業鉄道

へと払い下げられたそうだよ。

 

「なるほど~、ACL(上図)は

 せんごのすがたなんやね (^^ 」

 

引き込み線をもっている会社や工場

地帯でも多くの65-DE-19Aが働いた

から皆よく知ってるんだって (^^

ペンシルベニア州ホークマウンテンライン(Hawk Mountain Line:
正式名 Wanamaker, Kempton & Southern鉄道[WK&S])で
#602として余生を過ごしている65-DE-19A。

今日は、PIKO社の新製品、ウィット

コーム65トンディーゼルをご紹介致

しました。

早ければ来週にもご紹介した2種を

発売させていただきます。 いずれも

アナログ車ですので、サウンド付き

デジタル車をご希望のお客様はお取

り寄せさせていただきますのでお知

らせくださいませ。

 

それではみなさま、

また次回までさようなら (^0^)/