本日もケンズ鉄道にご乗車いただき
ありがとうございます。
一口にNゲージ車両と言いましても、
その作りはメーカーごと、或いは製品
ごとに大きく異なっています。
おもちゃではなく、スケールモデルと言
うからには、実物をいかにスケールダウ
ンするかが大きな命題になります。
「細かいところをぜんぶしょうりゃく
したらおもちゃと変わらへんしなー」
特に外観については、各所のディテ
ールをいかにNゲージサイズで再現
するかがメーカーの腕の見せ所にな
るよね (^_^)
今日は、そのディテール再現で頂点
に立つレベルのボックスカーをご紹介
したいと思います。
それは、マイクロトレインズ社が熱意
をもって仕上げたNSC(National
Steel Car)のハイキューブボックスカー
です。 「TBOX」のリポーティングマ
ークから「ティーボックス」の愛称を持
つ500両以上が製造されたTTXの
車両です。
「これ、去年も一回はつばい
されたんとちゃう? (^^ 」
そう、去年の秋に発売されたのは
TTXのニューロゴ仕様で3両セット
だったね (^^
今年発売されているのは初期ロゴ
仕様で単品での発売になっている
ね。
この車両の顔とも言うべきはブラック
に塗装された迫力のダブルプラグドア
かもしれません。
マイクロトレインズ社はここに手をか
けました。
通常は一体成型で済ますプラグド
ア自体をわざわざ別パーツで作り、
さらに4本のドアロッドまで別付けと
して、その迫力の造形をリアルに再
現して見せました。
「ドアから浮いてるロッドが
ちゃんとできてるや~ん!(^o^)/
リアルな立体かんがめちゃ
ええかんじやわー! 」
プラグドアボックスカーは他社からも
発売されているけれど、ドアロッドを
別パーツで仕上げたのはマイクロト
レインズ社が初めてで、もちろんNゲ
ージ初だね (^-^)
その他の注目ポイントは以下の4つ
になります。
実物の薄板感を切れよく再現する
ために、今やマストアイテムともなって
いるエッチングパーツです。
連結面のラダーが別パーツで再現
されることはNゲージでは珍しいこと
です。
プラグドアにはもちろんのこと、各所
に省略されることなく施されているマ
イクロレタリングも見逃せないポイン
トですね。
また、昨年の製品では33インチタ
イプであったメタルホイールが今回、
100トン級台車にマッチする新作
の36インチタイプとなっていることは
特筆すべき点になります。
通常はプラスティック製ホイールが
標準仕様となる同社製貨物車の
中で、メタルホイールが標準装備と
なること自体極めて異例であり、
同社のこの製品に対する本物の
意欲を垣間見ることができます。
「たまにやけど、こういうレアな
作りのせいひんはうれしいもん
やねー (^^ 」
うんうん、
「自分たちはスケールモデルを作って
いるんだ」という誇りと、持ち続けてい
るメーカーの熱意と情熱を製品から
感じとれることはファンにとってはとて
も嬉しいことだと思うよ (^_^)
マイクロトレインズ社が情熱を注ぎ
こんで仕上げた、なかなか出会うこ
とのできないこの特別仕様の逸品
を是非皆様にもお試しいただけれ
ばと思います。
「ケンズタウンで発売中で~す! (^o^)/」
それではみなさま、
また次回までさようなら (^0^)/