今度は17本ポスト仕様(JTC 53′ NSCウェルカーTTX)

本日もケンズ鉄道にご乗車いただきありが

とうございます。

 

さて、一昨日、ジャクソンビルターミナルカン

パニー社(JTC)製、次期ウェルカーのご予

約受付を始めさせていただきました。

「NSC 17ポスト 53フィートウェルカーTTX」

好評の9ポストバージョンに続く第2弾の製

品となります(2020年4Q発売予定)。

 

「横に支柱がならんでて、がっちりした

感じやねー (^^」

他の複数メーカーから発売されているウェ

ルカーとは外観が全く違うところが嬉しいよね (^^

じゃー、前回の9ポスト仕様と並べて較べて

みようね。

JTCジャクソンビルターミナルカンパニー社の9ポスト仕様と17ポスト仕様の比較(NSC 53フィートウェルカーTTX)
9ポスト仕様と17ポスト仕様の側面比較

「コンテナ2段積みでもしっかりしてそうやね!」

 

「ポスト」は車両を支える骨格でもある文字

通り「支柱」だから、より頑丈になっているのは

間違いないだろうね (^^

支柱の数以外にもレタリングのデザインや場

所が異なっています。

17ポスト仕様の図をよくみると、車輪とカプ

ラーの色がブラウンになっていますね。

このような事前のデザイン図と実製品では、

細かな仕様に変更が出るものですが、もし

かすると図の通り茶色の車輪とカプラーで

製品化されるのかもしれません。

 

「ほかにもちゃうとこあんの?」

 

気を付けないと見過ごしてしまいそうなとこ

ろなんだけどね、17ポスト仕様では側面

の上の端に短いストライプが入っているん

だよ。

 

「あっ、ほんまや! (^^ 」

 

全部で3種類あって、濃い黄色が3か所

(イエロー3ストライプ)、濃い黄色が8か

所(イエロー8ストライプ)、それに銀色が

3か所(シルバー3ストライプ)のバージョン

があるんだよ。

図中の赤矢印のところにペイントしてある

んだけど、特にイエローは気付きにくいよ

ね (^^;

その他、エッチングメタル製グレー塗装の

メッシュウォークウェイは9ポストバージョン

と変更がないと思われます。

 

「商品名のNSCは何の記号なん?」

 

NSCはね、ナショナル・スティール・カー

(National Steel Car)っていう車両の

製造メーカーの名前なんだよ。

 

JTCの説明を引用させていただくと、

「NSCは、オンタリオ州ハミルトンに本拠

地を置く、創業1912年のカナダで最大

の車両製造メーカーです。」

なのだそうです。

 

「カナダの会社なんやねー。」

 

「カナダ」というとアメリカからすれば外国

なんだけどね、陸続きということもあって

鉄道界では非常に身近な外国なんだよ。

 

カナディアンパシフィック鉄道は、カナダ本

国の路線が国境沿いのノースダコタ州

からアメリカに入り、ミネソタ州とウィスコン

シン州を通ってシカゴ(イリノイ州)へと

続いています。 また、カナディアンナショ

ナル鉄道に至っては、シカゴからさらに

まっすぐ南下し、北米を縦断してメキシコ

湾岸のニューオーリンズにまで路線が伸び

ています。

 

「他の国やのに、アメリカの鉄道

みたいにはいりこんでるやんか 笑」

 

島国の日本ではちょっと考えられない

感覚だよね (^^

 

このような路線の環境もあり、タンクカー、

ホッパーカー、ボックスカーなど、農業関係

や工業関係のカナダブランド車両はアメリカ

のどこで見ても不思議ではないという状況

になるわけです。

 

「アメリカ国内で”CN”ロゴのディーゼルが

走っててもおかしないわけやね (^^ 」

 

日本で韓国のディーゼルが走ることは

考えられないんだけどね ・笑・

 

国境を超えると街並みや文化、言語環

境もアメリカとは大きく異なるカナダですが、

EMDを持っていたジェネラルモータースが

カナダに子会社のGMDをもち、EMDと

仕様の異なる同系ディーゼルを製造する

など、鉄道では非常に近い関係を示す

事実が数多くあります。

ですので、カナダのNSCが今回のウェルカー

のように、北米内はもちろん、メキシコやカ

ナダでも走り回っているTTX社(本部シカゴ)

のために車両を製造することはちっとも変で

はないわけです。

 

「なるほどなっ! (^-^) 」

 

さて、今日はJTC社製のウェルカーについ

て補足説明をさせていただきました。

17ポスト仕様につきましては、確保分終

了までご予約を承っておりますのでどうぞ

ご検討くださいませ。

「ごよやくおまちしてますー  (^^)/ 」

 

それではみなさま、

また次回までさようなら (^0^)/