鉄道復旧力! ー 大阪震源地震にて -

本日もケンズレールロードへ

ようこそお越しくださいました。

 

さて、ニュース等でご存知の

通り、今週の月曜日18日、

朝8時少し前に大阪を震源

とする震度6の大きな地震が

ありました。

 

偶然、私は京都に滞在中で

大きな振動で目を覚ましまし

た。 部屋中がガチャガチャ

ガチャ・・・と騒然となりユラ

ユラというような横揺れの

感じではなかったので縦揺れ

だったのでしょう、体感は

振動であったように記憶して

います。

 

被害に遭われた方々に心より

お見舞いを申し上げます。

また、停電、断水などが一日も

早く復旧しますことをお祈りして

おります。

 

しばらくしますと、新幹線を

はじめとするJRや私鉄、

地下鉄が全て停止しました。

新幹線の上りは名古屋と

新大阪間で不通となり、

その日に新幹線で戻る予定

であった私はいきなり足を奪

われてしまいました。

テレビなどの情報では路線の

安全点検に3時間ほど必要

とのことで運転の再開を待つ

しかありません。

 

正確な時間はわかりませんが、

午後の一時頃になって新幹線が

動き始めたとのニュースを知り

京都駅に着いてみると、予想通り

切符売り場はどこも長蛇の列

でした。 駅員の方に聞いてみる

と、動き始めたとは言っても

徐行運転の上、発車本数や

次の列車の到着時刻なども

全く未定とのことでした。

いろいろと考えた末、私自身

は、翌日の通常運転に期待

してもう一泊することにしたの

でした。

 

その日にも大きな余震が2回、

翌日の午前中にも2回とまだ

予断を許さない状況の中、

その日の夕方頃には数十分

の遅れながら新幹線はダイヤ

運行を復旧。 翌日の始発か

らは遅れなしの通常運行が

行われたのです。

 

阪神大震災のときほどの揺れ

や被害状況ではなかったもの

の、この新幹線の復旧の早さ

には感心しました。 秒刻みの

ダイヤが一旦ぐちゃぐちゃに

なってから正常復旧させるこ

とは並大抵のことではないで

しょう。 もちろん、想定された

対処マニュアルや訓練の賜

物であることは想像に難くあ

りません。

 

安全運行に対する監視がより

厳しい現代に、新幹線、在来線、

私鉄も含め全ての路線の安全

確認に要する時間と費用と労力

に思いが及びます。

翻って、PTC全米全路線導入

義務付け期限が迫る北米鉄道

の大変な現状までもが頭をよぎ

ります。

国を問わず、鉄道という交通

システムを、安全第一に管理

運営することは、災害や時代

に即した新システムへの対処

も含め、相当なことであるなと

改めて思います。

 

それにしても、あれだけの混

乱から、24時間かからずに

ダイヤが100%正常復旧する

すごさに、サッカー日本代表が

格上のコロンビアを破ったのと

同じくらいに興奮する私なので

した (^o^)

 

それではみなさま、

また次回までさようなら (^0^)/