アメリカのブロードウェイ・リミティッド・インポーツ
(Broadway Limited Imports)という会社は、2002年に
世界で初めてHOモデルにサウンド機能を搭載したことで
有名です。 そして、自らがそのホームページで自己紹介
しているように、その時代の最先端技術を駆使して、常に
より優れた魅力ある製品の開発と商品化に情熱を傾ける
アメリカ鉄道模型界新興勢力の雄といえましょう。
その言葉には、製品の性能品質改善に対する熱い想いが
感じられます。
国を問わず、人というものは想いのエネルギーに比例した
分だけ行動できるのだと感じます。 まず行動ありきではなく
まず「想い」ありきであるべきです。 想いの熟成していない
行動や想いのない他人からの指示だけによる行動では
物事を全うな方向に変化させることは難しいでしょう。
物事を変化させることはちょうど重い石臼を回すことに
似ているかもしれません。 たゆまない力によってのみ
少しずつ少しずつ動いてゆきます。 瞬間的な力や
長続きしない力では目に見える変化は起こらないのです。
前述のブロードウェイ・インポーツ社は熱い想いの
エネルギーをもった複数のメンバーによって立ち上げられ、
そして見事に鉄道模型の性能レベルを変化させてきたのです。
そして本日、同社が先頃新発売したNゲージモデルの
第一弾製品をケンズタウンで販売開始させていただきました。
この商品の性能詳細につきましては、商品写真と説明文を
参照していただけるとおわかりいただけると思います。
製品の各所に前述のスタッフの深い想いが感じられます。
ケンズタウンでは本日のE9型を皮切りに、この後E8型、
E7型そしてE6型の発売を予定しております。
商品説明にも書きましたが、同社が開発した「Paragon2」
というシステム、既存のアナログコントローラーでも、もちろん
DCCコントローラーでも、どちらを使ってもサウンド機能を
楽しみながら走行させられるという優れものです。
インターマウンテン社のキャブフォワードやアサーン社の
ビッグボーイ、チャレンジャーなどもすでに同様の機能を
搭載しており、いよいよNゲージにおいても、DC(アナログ)/
DCC(デジタル)&サウンドの標準搭載がディファクトスタンダード
になりつつあります。 また、外観のディテールにおいても
BLI(ブロードウェイ・リミティッド・インポーツ)社HP内の
言葉を借りれば、「博物館級」の仕上がりレベルが各社に
浸透し始めており、まさに「アメリカ製という評判」を払拭
する革新時代が到来しています。
静的性能も動的性能も共にますます急速進化を続ける
新興アメリカ製鉄道模型にどうぞご期待くださいませ。
それではみなさま、また次回までさようなら(^0^)/