本日もケンズレールロードに
お越しいただきまして
ありがとうございます。
分野に限らず
「~大好き人間」というような
表現は頻繁に
使われます。
時には、
「仕事大好き人間・・・」
というように
少し皮肉めいて
使われることすら
ありますね。
「おじちゃんは、
会社員時代、
仕事大好き人間やったん? (^^ 」
うーんと、
仕事に没頭した時期は
あったけど
仕事が大好きだと
思ったことはないかも・笑・
あることが
とても好きな状態を
よく
「自分は~のファンだ」
という表現を
使うかと思います。
その他にも
「~フリーク」とか「~マニア」、
最近では「~オタク」という
言い方もありますね。
アメリカ英語でも
この手の単語は
たくさんあり
もちろん「fan(ファン)」も
その一つです。
これらの言葉は
日本語と同様、
使う人の立場と、使うタイミングで
ニュアンスが大きく変わって
しまいます。
「ファン」のニュアンスより
熱心度、愛好度がさらに高い表現が
「エンスージアスト(Enthusiast)」に
なります。
この言葉も、
日本での「マニア」のごとく
熱心な「愛好家」としての
意味を持つと同時に
「熱狂者、~狂い」や「変わり者」
というニュアンスにも
とられがちな言葉です。
一時、この言葉は
「エンスー」と省略して
日本でも狭義で普及しかかったような
気がしますが
今は死語かもしれませんね(^^;
さて、北米には
「Nスケールエンスージアスト
(N Scale Enthusiast:NSE)」
という名前の会員制団体があります。
もちろんこれは
Nゲージャーのための団体で
季刊の会報や
様々なオリジナル製品を
発売しています。
米国内外を問わず
年会費を支払えば
誰でも会員になることができ、
会員特典として
毎年異なる
会員オリジナル車両(非売品)が
送付されてきます。
また、頻繁に発売される
NSEオリジナル製品を
割安で購入できる特典も
あります。
上の写真は先月送られてきた
2017年度の特典車両で
ご存知「ビルディングアメリカ
(Building America)UP」スキームの
ホッパーカーです。
この車両のベースとなっている
ホッパーカーは
マイクロトレインズ製です。
「あー、このデザインは
ユニオンパシフィックの
フード型ディーゼルで
よーみるやつやね。」
うん、
実物のホッパーに
こういペイントは
ないけれど、
なんだかありそうだよねー (^-^)
実物を手にするとね
写真よりなんだか
愛おしくなるよ・笑・
「おじちゃんが塗った
ペイトリオッツ一輪車と
おんなじやねー \(^o^)/ 」
ワワワーッ、
ちょっとレベルと意味が違うと思うよー ・苦笑・
会報を毎回眺めていると
この団体が
いくつかのメーカーのサポートで
成り立っていることがわかります。
ATLAS、 InterMountain、
Fox Valley、BLUFORD SHOPS、
そして、Micro Trainsなどです。
これらのメーカーの製品を
ベースにして
様々なオリジナル製品を
企画、製作、販売している
というわけです。
通常は、
ペイントのみ
マニアックであったり
未発売のデザインが
製品化ターゲットになりますが、
時に、
一流のモデラーが参加して
ベース車両を改造した
特別品を作製することも
あります(下の写真のMOW車両)。
会報には
製品の広告だけではなく
毎回、
これらのメーカーのトップが
コラムを書いたり、
自らの新製品を語るなど
メーカーの思いを
身近に感じることができます。
アサーン、バックマン、カトーなど
他の大御所不在のNSEですが、
独自の展開で
多くのファン、いや
エンスージアストを集めています。
「人と違ったものが大好きな
アメリカらしい世界やねー。」
いろいろな価値観が
尊重されるからこそ
鉄道模型の世界もまた
厚みがあるのだろうね。
世界中どこにいても
Nゲージが好きな方なら
どなたでも会員になれますので
ご興味のある方は
以下のNSE入会に関するページを
ご覧ください。
それでは皆様、
また次回までさようなら (^0^)/