ケンズタウンの鉄道模型輸入事情 その4

今日もケンズレールロードへようこそ!

 

4回目になりましたKEN’s輸入事情です。

 

アジア人が西洋社会と取引を

するときに、まま障害になりうる

問題があります。

 

「”アジア人”てゆうた瞬間

なんのことかわかったわー」

 

大き会社同士のオープンな

取引であれば、そういうことも

少ないのかもしれませんが、

個人レベルの商売となりますと

無視できない問題になります。

 

以前、フェースブックをしていたとき、

それに関した実話めいた秘話のような

ストーリーがテーマにあがりました。

するとある知り合いからコメントをもらい

このように言われたことがあります。

「そんな時代錯誤な大昔の話、

実話だなんて人気取りの偽感動話

じゃないの?」

というもの。

 

確かにそのようなSNSでは

人気取りのために

作り話なども横行しています。

確かにそのストーリーも

実話なのか作り話なのかは

実際のところ不明でした。

ただ実話かどうかの

真偽についてはともかく、

真であると断言できることは、

そのような問題が

時代錯誤でもなく大昔の過去の話

でもなく今現在のリアルな

実態であるということです。

 

このような立場になった時の

気持ちは、実際に体験して

みないことには

想像がつかないと思います。

たとえ長期であっても、

観光地への旅行だけですと、

そういう体験は少ないの

かも知れませんが、

生活をしてみると否が応でも

感じずにはいられない場面に

遭遇します。

地域的には都市から離れるほど、

被対象者は年齢が高くなるほど

確率は増すように感じます。

最近では、日本出身のプロテニス

プレーヤーが

場所という意味以外の

「アウェイ」の意味を

語っていましたよね。

 

最近こんなことがありました。

注文したあるショップから商品が届き

検品してみると不良個所が

あったため、

返品と返金をお願いしました。

大抵は不良部分の写真も撮って

送ります。

 

すると先方からの返事は

「こちらでも入荷時に検品している

商品なので不良は存在しない」

と。

 

こう言われてしまうと

いくらこちらの正当性を

主張したところで

あまり事態が好転することは

ないように思います。

 

もちろん、このようなケースが

全てそういった問題と関係している

と判断するのは危険です。

日本人同士にだってある

わけですから。

 

そこではある種の匂いを

嗅ぎ分けるしかありません。

外国でそのような立場に

あるとき、たとえ相手が

言葉を発しなくとも

その目つきを見れば

感情がわかることも

少なくありません。

 

自分はそのような時には

正論をかざして相手を

非難しないようにしています。

 

「以前はやってたけどなー笑」

 

はははー。

先月のみつをさんのカレンダーに

「経験してはじめて身になる・・・」

みたいなのがあったよねー(^^;

 

そんな時、今回もそうでしたが、

不良部分の件にはもう触れず、

自分の個人的な過去の情報を

ちょっとだけお知らせするのです。

例えば自分の場合なら

在米時の話や、

ケンズタウン開店にあたっての

正直な思いなどについてです。

 

すると、もちろん100%では

ないですが、相手の態度が

変化することがあります。

もう一度言いますが、

これは対処法というスタンスで

やってはいけないのです。

あくまでも、商売を離れて

相手の心に、自分の心から

正直な気持ちで

話しかけるだけなのです。

つたない英語レベルながらでも

できるだけ気持ちに合致すると

思われる単語で文章を紡ぐのです。

 

ですので、その効果は

保証しません。

自分でも効果を確信できる

わけがありません。

ただ、こちらが最終的に

矛を収めてしまう前に、せめて

そのお店のその担当者の

ことを知っておきたいだけです。

 

「その担当者のことて?」

 

返事の内容もさることながら

使っている文体、言い回し

文章量なんかを見れば

わかることだよ。

或いは返事さえ来ないとかね。

 

「なるほど、それなら

なんにもせーへんよりは

将来、なんかのために

なるかもしれへんなー」

 

はははー、そういう打算的な

考え方をして文章を書くとね、

出るんだよーその心が

どうしたって。 だから

君も気を付けた方がいいよーーー

・笑・

 

「お互い様やて(^^ 」

 

あらあら、そうだよね笑

 

少し前、 さっきの経験の後のこと

なのですが、

以前A〇B48のリーダー(監督)を

されていた女の子が、

いじめをなくすための番組で

こんなことを話されていました。

 

「その相手に冷酷ないじめの

行為ができてしまう大きな

理由のひとつには

相手のことを知らない

というポイントがある・・・。」

と。

 

「相手のことを知らへんから

何をしても心が痛まん

ちゅーわけやね」

 

この女の子は自身、

決して順風満帆な

生い立ちではなかったこと、

そして、あの多感かつ野望を

潜ませていたり

人より前へ

というような血気盛んな

大集団を治めていた実績を

もっている方なのです。

 

その弱冠でそこに

気づく感性に感動しました。

そして何より尊敬できるのは

恐らく争いごとを治めるために

それを現実に

体を張って実行していた

という点です。

「言うはやすく

行うはかたしって

昔の人もゆーてるしなー」

 

結局、

そのお店の担当者からは

「送り返してくれれば、

返金はできないけれど

自分のお店でのみ使える

同額のクレジット扱いにします」

という返事をもらったのでした。

 

「要は同じ値段のものを

以後無料で買えるってことやね」

 

ま、これは幸運なケースって

認識した方がいいよね(^^

 

「そやねー

柳の下に二匹目のドジョウは

いいひん

ってゆーしねー笑」

 

君はいちいちなんか

年寄臭くないか? 笑

 

「りーぶみーあろーん、

や(^^ 」

 

出た!ルー大柴(さん)語?(^^;

それももう古いか、たははー。

 

たわいもない話に

最後までお付き合いいただきして

ありがとうございました。

それでは皆様

また次回までさようなら(^0^)/

 

「バッハッハーイ!」

 

さては君はケロヨンか?(^^