本日もケンズ鉄道にご乗車いただきあり
がとうございます。
皆さんは車での旅はお好きですか?
今現在のアメリカは日本ほど旅客用の鉄
道網がなく、航空路が充実している一方
で自家用車での旅が一般的です。
「アメリカは車がふえて、てつ道が
へったんやったね。」
黄金期には100を超える私鉄が
全米に鉄道網を張り巡らせてい
たんだけれどね~ (_ _)
今はすっかり車中心になってい
るね。
車で広大な北米を旅するとなれば、どう
しても長旅になり、宿泊する必要が出て
きます。
都市部であれば日本と同様、大小様々
なホテルが多くありますが、地方へ行くと
アメリカならではのモーテル(Motel:Mot-
orとHotelからつくられたアメリカ発祥の
造語)が多くみられます。
今日は、ウッドランドシーニック社の次期
製品であるモーテル、その名も「ムーンラ
イト・モーターコート(Moonlite Motor Court)」
をご紹介致します。

「Moonlite Motor Court」(N,HO,O)。手
前の1棟がオフィス棟で後の3棟が宿泊
用のキャビンです(LED照明内蔵)。車
中心のアメリカでは低料金で宿泊できる
モーテルが定着しています。道路脇のサ
インボード(看板)は付属しますが、車両
やフィギュア、電柱、シーナリー素材は
製品に含まれません。
モーテルには2階建てや3階建ての近代
的なものや、今回の製品のように部屋ご
とに平屋の建物が分かれているものなど
がありますが、いずれもシティホテルよりも
リーズナブルに利用できることが特徴です。
近代的なモーテルにはチェーン店もあり、
高速道路のインターチェンジ付近に多く見
られ、平屋タイプは場所を限らず、国道な
どに直接面しているものが一般的です。
「なんか楽しそうなふんいき
やね~(^^ 」
各棟の入り口ドアの上にある
オーニング(日よけ)がカラフ
ルでかわいいコテッジのよう
だね。
手前のオフィス棟前面にあるのは、新聞
販売機(ブルーとイエロー)で、脇には「ICE」
と書いた氷用の冷凍庫も見えます。
恐らく、宿泊者が冷たい飲み物を作りたい
ときのために無料で提供されているので
しょう (^_^)
全棟の側面窓にはちゃんとエアコンも設
置されているんです。
もちろん、建物の中も覗いて楽しめるよう
になっています。

「おじちゃんも、アメリカに
住んでるとき、車で
長旅してはったねー (^^ 」
住んでいたボストンから1000
キロ以上離れたカナダのノバス
コシア州やプリンスエドワード島
へ何日もかけて行ったよ (^^
その時は、行き当たりばったりの
旅にしたかったから、毎日午後に
なるとその日に泊まるためのモー
テルを探しては空き部屋がないか
電話するんだよ (^^
「Do you have a vacancy tonight?
(今晩1部屋空いてますか?)」
ってね。
「vacancy(ヴェイキャンシィ)」というのは
「空き部屋」という意味で、この製品の看
板の一番上にも書いてありますね。
その日の空室状況が表示されているん
です。前を通りかかって空いていることが
わかれば、予約なしでもすぐにチェックイ
ンすることができます。
モーテルの利点と言えばリーズナブルな
ことが一番かと思いますが、ドアを開ける
とすぐ駐車場なので車へのアクセスがよ
く、特に大荷物の時はとても便利です。
また、部屋ごとに分かれていると、上や左
右の隣室からの騒音もありません。
「ほな、モーテルはどうやって
さがしたん? 」
当時はスマホでネット検索なんて
できなかったから、サービスエリア
などに必ず置いてある近隣宿泊施
設の紹介・広告パンフレットやロー
カル情報誌から探すんだよ。
日本のJAFに当たるAAA(トリプル
エー)が全米の宿泊施設ガイドも
出していたしね (^^
「なるほど~、ちゃんと車旅
のためのシステムができ
あがってるんやね (^^ 」
♪モーテルは、気軽、お手軽、リー
ズナブル! ってとこだね /(^-^)/
どうぞ皆さんも、この製品で車でのアメリカ
旅行気分を味わってみてくださいね (^-^)
今日は、ウッドランドシーニックス社が発売
予定のかわいいモーテルのご紹介でした。
それではみなさま、
また次回までさようなら (^0^)/