その次へ・・・。

 

 

 

本日もケンズ鉄道をご利用いただ

き誠にありがとうございます。

 

みなさま、新年あけましておめで

とうございます <(_ _)>

 

「おじちゃん、おそいなー

もう松の内すぎてるでー (^^ 」

 

まあまあ、そう言わず15日まで

が松の内というところもあるそう

なので (^^;

 

自分の感覚では、あっという間に

年末年始が過ぎ去って行きまし

たが、みなさまはいかがお過ごし

でしたでしょうか。

何日であったか忘れましたが、

テレビで人気のお笑い芸人さん

たちに、今年の抱負のようなも

のをインタビューしている場面が

ありました。

 

「さいきんは、めっちゃたくさんの

芸人さんたちがかつやくしてはる

ねー (^^ 」

 

そう、その中でも人気と実力を

不動にしている中川家さんの

コメントが頭に残っているよ。

 

答えていたのは大の鉄道ファン

でも知られる弟さんの礼二さん

でした。

他の芸人さんたちが、さらなる上

を目指して頑張ってゆく・・・

というような目標を話している中、

彼は「実績と信頼の積み重ね」を

キーワードとして話していました。

中川家ご兄弟の年齢は40代

くらいかなと思っていますが、今や

審査員や若手芸人さんへの講義

もされている彼らですので、

「さらなる上を目指す・・・」

というような抱負は不似合いと

感じられたのかもしれません。

 

「むかしとくらべて、芸人さんが

ちょっとえらなってるんとちゃう

かなー」

 

うんうん、昔とは扱われ方が変わ

ったのは確かだね。 女優さんな

んかと結婚される方もそう稀では

なくなってきてるようだしね。

お疲れ気味の世相を反映してか、

気持ちをいやしてくれるお笑いが、

ブームではなく定着している感が

あるよね。 最近の日本の大きな

変化の一つだと思うよ。

 

ある種の変化が、一時のブーム

で終わらず定着してゆく例は、

アメリカの鉄道の歴史にもあり

ました。

 

「てつどう大国やったアメリカ

やから、変化のれんぞく

やったんやろねー。 」

 

変化との闘いでもあっただろう

ねー。

蒸気機関車からディーゼル機関車

への転換は、その中でもかなり大き

なものの一つだね。

エレクトロモーティブ型ディーゼル機関車の信頼性を確かなものとしたと言われるEMC(後にEMD)のFT型。 写真は登坂中のキャットウィスカー仕様FT A-B-B-A編成、合計5,400馬力!。

「FTのNゲージは、

マイクロトレインズさん

から出てたねー (^o^) 」

マイクロトレインズ FT ディーゼル EMC EMD

FTディーゼルを組みこんだマイクロトレインズ製のセットは現在も各種が販売されています。

発売は随分昔なので、

FT単独での入手はもう難しい

かもしれないけれど、貨物車

とのセットは今も入手できる

と思うよ。

FT型は1939年から製造され

て、最初の大口のお客さんが

ATSFだったのだそうだよ。

重量級の貨物列車でも十分

第一級路線で運用できることを

証明して見せた歴史上意味の

あるエレクトロモーティブモデル

(エンジン発電モーター駆動)と

なるんだ。

 

ディーゼル機関車としてはその前

にもFTの前身であるTA型などが

すでに存在していましたが、能力

も含め販売実績が伴わなかった

ようです。

 

「FTのFは、フレイト(貨物:Freight)

のFなん? 」

 

よくそう思われがちなんだけれ

どね、実はこのFはフォーティーン

(Fourteen)のFなんだよ。

 

「何がフォーティーン(14)なん?」

 

機関車の馬力だよ。

当時のEMC貨物用ディーゼル

機関車は1400馬力系(FT

などの1350馬力車も含む)で

あったので、その後馬力が増加

してもずっとFがつくんだよ。

ちなみに旅客系の「E」シリーズ

は、エイティーン(18:Eighteen)

の「E」で、1800馬力系を表して

いるんだ。

でもこれはEMCやEMDに限っ

たことで、フェアバンクスモース

(FM)社のCFA型ディーゼル

などのFは、フレート(貨物)の

Fだから間違いやすいね ・笑・

 

この世は、生物の進化などに代表

されるように、変化の継続自体が

定常であるような存在のようです。

これは日本の古い書物にもすでに

比喩などで記述があることは、ご存

じの通りです。

 

「ほな、おじちゃんのお店も

変化の一部なん?」

 

そうだとすると、さて、

何の変化かなー? ・笑・

 

ケンズタウンは、お陰様で現在

開店から7年目になります。

目指すものは、そろそろ変化の

その次を見据えなけらばならない

と感じています。

それは、それこそ「実績と信頼の

積み重ね」であることはもちろん

ですが、何か新たな境地の模索

のようにも感じています。

 

今年も、前を見る自分を心掛け

ながら、また様々なご支援に感謝

を忘れずケンズタウンを運営して参

る所存でおりますので、どうぞよろしく

お願い申し上げます。

 

「今年もぼくの出ばん、

ちゃんとつくってなー (^o^)/ 」

 

はいよー d(^_^)

 

それではみなさま、

また次回までさようなら (^0^)/