本日もケンズ鉄道にご乗車いた
だきありがとうございます。
さて、明後日の8月4日、おかげ
さまでケンズタウンは6周年を迎
えます。
「なんかこないだ開店
したばっかりみたいに
感じるけどなー (^-^)」
おじちゃんも同感だねー。
店主として全然成長していない
ようにも感じるよ。 お客様には
不手際などでご迷惑ばかりかけ
ているような・・・ /(^_^;;
「おじちゃんは物売るの
へたくそやからなー 笑」
なんかね、母親の古くからの友人
で老舗の店主をされている方が
たまにここを見てくださっている
ようなんだけどね、以前母親が
「息子さんは商売に向いてない・・・」
と言われちゃったらしいよ ・笑・
大丈夫ですよー、自分でもわか
っておりまするー b(^o^)
どうぞまたいつでもご覧くださいませ (^^
先日、テレビでこんなやりとりを
見ました。
以前のバンドで大ヒットをとばし、
解散している現在でも世界中
からなお支持されているイエロー
○○○○○オーケストラのメンバーの
お一人が、インタビューの中で
アナウンサーから次のような相
談を受けていました。
「自分がやりたいことと、自分が
求められていること、どちらを
優先すればいいのでしょう・・・」
と。
「わー、なかなかむずかしい
しつもんやねー。
みんないっかいはなやんだ
ようなことやわー (>_<) 」
けれどね、即答だったよ。
「そういうこと(*)をいう人には
帰ってもらえばいい。」
ってね ・笑・
(*)求められている音楽を
要求する人のことと理解
しています。
これはアーティストならではの
名答です。
以前、自分が会社員だった頃は
間違いなく求められていることを
先取りしてこなすことが仕事でし
た。
「できることをやるのではなく、
やらなければならないことを
やろうよ・・・」
と、はっぱをかけられたもので
す ・笑・
開店して6年、来週からは7年目
の現在、確かに言えることは、
自分は芸術家でも会社員でもない
ということです・・・。
さてさて、今日の話題はコロッと
変わってサウンドデコーダーの
最新情報です。
「えっ? さっきのはなしで
おわりかとおもたわー (^^; 」
いやいや、本題はこれからだよー。
前置きとは無関係だけれどね(^^;
開店したころと比べると大きく
進歩したものの一つにサウンド
デコーダーがあります。
開店当時、アサーン製Nゲージ
のビッグボーイには、サウンドト
ラックス(SoundTraxx)製”ツナ
ミ(Tsunami)”デコーダーが搭
載されていましたが、現在は
32ビットプロセッサーを使用し
た”ツナミ2(Tsunami2)”に進化
しており、来年発売予定の次期
ビッグボーイに搭載される予定
です。
また、アトラス社やKATO社が
採用しているESU製”ロックサウ
ンド(LokSound)バージョン4”
も、最近バージョン5に刷新さ
れ同じく32ビットプロセッサーが
使用されています。
ツナミ2には、TSU-2200、TSU-
4400など、サイズの異なる5種が
ラインナップされていますが、その
中のTSU-1100は幅10.5mm
の最小サイズで、Nゲージ車両に
適しています。
ロックサウンドV5にもLokSound5、
LokSound Lなど5種のラインナ
ップが用意されており、このマイ
クロ(micro)が最小サイズの幅
10mmで、ESU社歴代最小
サイズなのだそうです。
また、このマイクロシリーズには
基板からのリード線先端が開放
されている「シングルワイヤー」タイ
プの他に、「NEM652型8ピン」、
「Next18」、「PluX16」などの
コネクター処理が前もって施さ
れている製品も用意されていま
す。
「これ、じぶんではい線せな
あかんやつやね」
そう、これらはデコーダー単品の
製品だから、アナログ車両からの
改造やDCCレディ(ready)車両
への積み込みが主な用途だね。
車両内に、スピーカーも含めた居
場所が確保できればあとは配線
と固定だね。
両社ともに取扱い説明書の中で
配線図を公開しているので、以下
「TSU-1100」と、「LokSound
V5 micro」のものを載せておく
ね。
「うーん、線に色ついてるし
なんとかわかるかもー (^^ 」
集電(車輪)から2本、スピー
カーへ2本、モーターへ2本、
ライト4種へ4本(+コモン1本)
の計11本のリード線です。
「はい線はわかったけど
こっからどんな音が
すんの?」
やっぱり気になるよね。
オッケー!、じゃー実際にプログ
ラムされてるサウンドを聴いて
みよう !(^0^)
ESU社のサウンドデコーダーは
基本的にはブランク(サウンドデ
ータなし)で販売されており、サウ
ンドデータを個別にホームページ
などからダウンロードする方式で
す。
(ケンズタウンでは、これらのサウ
ンドデータをプログラム済みで
LokSoundデコーダーをお取り
寄せ致します。 ご希望の際
にはサウンド種などお気軽に
ご相談くださいませ)
一方、サウンドトラックス製品
では、基本的にサウンドデータ
がインストール済みです。
また、サウンドサンプルが公開
されていますので、事前に音色
を確認することができます。
例えば、TSU-1100を購入する
際には、以下の6種類の中から
サウンドデータを選択します。
1. Steam-2
2. EMD-2 Diesel
3. Alco Diesel
4. GE Diesel
5. Baldwin & Other Diesel
6. Electric
それぞれの中には、様々な車両
機種の様々なサウンド種(ホイッ
スル音、ベル音、プライムムーバー音、
チャフ音など)が含まれており、
車両にフィットした、または希望す
るサウンドをCV値で選択するしく
みです。
「ほな、蒸気機関車の
汽笛の音を
きかせてーな (^^ 」
よしっ、じゃー「Steam-2」の
サンプルサウンドの中から汽笛
(ホイッスル)を選んでみよう。
下の「≡サウンド・・・≡」をクリックすると
上図のような80を超えるホイッスル
(汽笛)種のリストが出てきます。
(スマホでご覧の場合は「Listen in
browser」をタップしてください)
各行には、左からホイッスルの
機種、タイプ、音階数が表示さ
れています。
各行を一度クリックすると、サウ
ンドが再生され、もう一度クリッ
クすると停止します。
ホイッスルのメーカーであるネイ
ザン(Nathan)、クロスビー(Crosby)、
ハンコック(Hancock)や各鉄道
名などの次にあるのはホイッスルの
外観形状です。 天辺が丸い
「ラウンドトップ」、平らな「フラット
トップ」、それに音階ごとに階段
状になっている「ステップトップ」
などがあります。
音色の音階が1つのホイッスル
は、シングルチャイム(Single-
Chime)、6つは「6-Chime」と
表記されており、いわゆる和音
の構成音数を示しています。
サンプルですので、転用を防ぐ
ためバックにチャフ音が入って
いますが、実際に使用する際
にはコントローラーのボタンで
ホイッスル音だけを好きな長さ
とリズムで鳴らすことができます。
「おーっ、メーカーや
音階のかずで音が
ぜんぜんちがうやん! 」
これだけでも雰囲気を楽しめち
ゃうよね!
あー、なんだか心がワクワクして
きたよ ・笑・
デコーダーには、車両の走行状態を
リアルに見せるための様々な高度に
進化した制御機能が盛り込まれて
いますが、やはりサウンドも大きな
魅力ですね。
「いつか、汽笛とか
エンジン音を聞き分ける
ファンの大会ができそう
やね (^o^) 」
そんな日がくると楽しいね。
今日は、最新のサウンドデコー
ダーのご紹介をしながら、耳で
も鉄道模型の世界を楽しんで
いただきました。
みなさんの心にしみる音色は
ありましたでしょうか。
「6周年とはぜんぜん
かんけいなかったけどな (^^ 」
6年たったんだねー・・・ (^-^)
それではみなさま、
また次回までさようなら (^0^)/
注)「ツナミ2」デコーダーのお取り寄せも
承っております \(^o^)/